Planet masaka
Some recent posts by masaka outside this site, including twitter(@en/ja),
plurk(@ja),
identica(@en/ja),
mastodon(@ja),
note.mu(@ja),
bluesky(@ja),
flickr(@en), . Time zone is JST (UTC +09:00).
2025-06-14
- 祭典の梅雨空を行くバスどこに (original post at )
- 都響プロムナード412をサントリーホールで。沖澤のどか初顔合わせはドビュッシー牧神でまずまず整った好演。プーランク2台Pf協は務川慧悟+ブラレイという人気ソリストで悪くないが曲がいまいち。春の祭典は手慣れたもので11連打あたりから力も入ってなかなかのものだった。拍手喝采。しかしベースがちっとも聞こえないのは不思議。pのPizzはよく響いているのでホールが鳴らないわけでもなさそうだが。席はRD5-2で見通しは良かったがまたもや右前の爺さんが目障りだった:-( (original post at )
2025-06-13
- ゆく道を花菖蒲に教わりけり (original post at )
2025-06-12
- 青葉から作り直しの心かな (original post at )
2025-06-11
- NYTimesからIsrael Deporting Greta Thunberg and Other Activists on Gaza Aid Boat パレスチナ自治区ガザに向かうグレタ・トゥンベリの乗った船を公海上でイスラエルが拿捕。非道の限りを尽くすこの国をアーレントなら何と言ったか (original post at )
- 昼顔の時と噛合わぬ心臓 (original post at )
2025-06-10
- 入梅の空へ硬質な残響 (original post at )
- B→C273 小倉美春リサイタルをオペラシティで。ネムツォフ「7つの思考」は意味を込めたサンプリングなのだろうけれど煩くて飽きるがイアノッタ「ここにいる人たちは怒っている」はVcとBClを加え精緻な軽やかさ。サンダース「シャドウ」とファラー「全体の中の一断片」は連続して演奏され前者の残響、後者の内部奏法倍音ともに分かりやすい。ストロッパ「軌道…逸脱」はライブEで音をいろいろ操るが響き以上に意味をもたせようとして考えすぎではと考えていたら(場違い感ありありの)バッハが始まり、辛気臭いと思った部分は小倉の「即興的模様」だったらしい。ノーノ「…苦悩に満ちながらも晴朗な波…」はポリーニによる音源も交えたセッションみたいでもあるが今ひとつぴんと来ないまま終わってしまったな (original post at )
- 梅雨入りだそうだ。これでも平年より3日遅いと (original post at )
2025-06-09
- 加藤周一「日本文学史序説」を読んだ。古典籍・漢籍から農民一揆の檄文まで膨大な「文学」を取り上げ「日本の土着世界観が外部からの思想的挑戦に対して各時代に反応してきた反応の系列」を確かめていくとてつもない労作。読み込みは深く鋭く論述は明晰で整然と淀みない。僅かな知識などあぶくのように飲み込まれていく大河で日本の文化への足がかりを得た。上下通して約2ヶ月、充実した読書期間だった (original post at )
- 頂きを木下闇から遠望す (original post at )
2025-06-08
- 向島の薄明に映える紫陽花 (original post at )
- NYTimesからBill Atkinson, Who Made Computers Easier to Use, Is Dead at 74. あのQuickDraw、そして何と言ってもハイパーカードの生みの親。ハイパカが切り捨てられた時点でApple/Macとはおさらばしたのだった。R.I.P. (original post at )
- 永井荷風「濹東綺譚」を読んだ。軽薄化し軍国主義化していく世の中で江戸からの古き佳き伝統と人情を懐かしみ銀座浅草を離れた向島の底辺にそれを見出し「三月になるわネエ」という声に無限の情を含んだように聞きつつ「お雪が意外のよろこびに眼を見張った其顔を、永く忘れないようにじっと見詰め」て去る。加藤周一のいう、その時代の、個人主義的な生き方の徹底 (original post at )
2025-06-07
- 葉桜のいろ濃き影の新ザック (original post at )
- NYTimesからBen Shahn’s Social Realist Art Feels Relevant Again in Landmark Survey ベン・シャーンの回顧展が開催されている。その1940年の絵画「アメリカの現代彫刻」はホイットニー美術館で自分以外の彫刻が並ぶ展覧会を題材にその壁面に大恐慌時代の光景を描いた自作を配したもので、回顧展の中でも彼の本質的な点を捉えている (original post at )
- デイヴィッド・フェルダーの「4つの基となる時」を、ブラッド・ラブマン+ヘザー・バック+エーサン・ヘルシェンフェルド+アンサンブル・シグナル+スリー・シンフォニエッタの演奏で。ルネ・ドーマルの同名の詩をSop+Bas+オケ+エレクトロニクスで立体的に扱い朗読や電子音が四方から聞こえてくるという。ドーマルの4つの時は夜明け、正午、日没、真夜中で、その四連に従って進む中にR.クリーリー、D.ジョイア、P.ネルーダによる挿入部が加わり(「春の明り」の丁々発止など)、詩の音素と共鳴成分を分解・再構成した複雑な音が繰り広げられる。Coviello COV91916 #nml (original post at )
2025-06-06
- 青嵐に揺れてオーラを放ちけり (original post at )
2025-06-05
- 戦いは避けたし狼煙さ月晴れ (original post at )
2025-06-04
- 大屋根にむすぶ絆や金魚草 (original post at )
- 母のお伴で万博御一行4名のミッション完了。予約はなかなか厳しく事前に取れたのは3日前の飯田Gのみだったが列の短いのを選んで回ったらスペイン、インドネシア、コモンズD、Eの計5館を見学できたのでまぁ上出来。インドネシアが乗りもよく内容もなかなか豊かな、Dもアフリカ各国が並んで万博らしかった。大屋根リングをゆっくり一周して会場を眺めたのは他にない面白さだったとは言える。こういうきっかけでもなければまず万博にはいかなかっただろうと思われるので、発案・企画ほか各位に感謝 (original post at )
2025-06-03
- 堂島の雲を崩して迎梅雨 (original post at )
2025-06-02
- 恒例のWikimedia、Thunderbird、Vivaldi寄付。LibreOfficeはstripeが駄目すぎて何度やってもエラーになるので断念 (original post at )
- 椎若葉見上げ痛みを慰める (original post at )
2025-06-01
- キャスリン・T.ガインズ/百木漠ほか訳「アーレントと黒人問題」を読んだ。アーレントがユダヤ人問題を追求した一方で黒人問題への対応が疑問視されることがある、程度のことは耳にしたことがあったが、ここではそれが根底的な考え方の問題として著作の随所にあらわれることを徹底的に追求する。政治的、社会的、私的というアーレントにとっての基本的区分においてユダヤは政治的で黒人差別は社会的とされ、アジアにすら認めた「人間」としての扱いをアフリカには拒み、植民地支配に反抗する暴力も否定する。結局その視点は支配者である白人のものであったというのは、近ごろのMAGAの主張とも重なるようで寒々しく、これまた読むのが辛い本だった (original post at )
- 迷う手を茅花流しに尋ねけり (original post at )
2025-05-31
- アタナシオス・クーメンテリスの「クロノス」を、作曲者自身のギターで。ピッチクラスセット理論という無調の展開を用いたシリーズでV~IXを収録。「シキノス」も近い手法。「モノローグ1~3番」は和声的ヘテロフォニーだという。「ギター SC.OM.」は十二音列、「1960年代のこと」と「1985」はギリシャの時間と空間における2つの時代だそうだ。Phasma092 #nml (original post at )
- クルト・ヴァイルの「小さな三文音楽」を、サイモン・ラトル+ロンドン響の演奏で。「三文オペラ」から8曲を選んで管楽アンサンブルに編曲した組曲。併録は「七つの大罪」、ブレヒトの詩による「森に死す」、「ウォルト・ホイットマンの詩による4つの歌」から2曲、歌劇「ストリート・シーン」第1幕から孤独な家。安心して聴ける演奏。LSO Live LSO0880-D #nml (original post at )
- Which parties carry what costs of text/turtle changes, and do those outweigh which benefits for whom? github.com/w3c/rdf-star-wg/issues/141 RDF 1.2でTurtleを始め具象構文に従来のパーサーでは処理できない要素が加わって後方互換性が保てないことについて、1行目に@versionを加える、応答ヘッダのcontent-typeにversionパラメータを加えるなど議論。1月に提起され2月にはWGのテレカンでも議論 www.w3.org/2025/02/13-rdf-star-minutes.h... (original post at )
- 小枝折る風も卯の花くたしかな (original post at )
- NYTimesからAs George Lucas’s ‘Starship’ Museum Nears Landing, He Takes the Controls ジョージ・ルーカスが15年前に提案し8年前に着工したナラティブ・アート美術館はほぼ工事を終え来年にも公開というところまで来たが、展示内容をルーカスの収集品中心にするのか、今年解雇されるまで5年間館長を務めた元METのジャクソン=デュモンが考えたようにより広範囲の芸術を対象にするのか、揺れている (original post at )
- ヨハネス・カリツケの歌劇「ネモ船長の図書館」を、アンサンブル・モデルンの演奏で。やや不気味なBClで海底二万里とエンクイストの小説を基にした4幕が始まる。編成はSSATB+Cl/BCl+Trb+Va+Vc+Cb+EGuit+2打にシュトローVn、Accrd/トイピアノとサンプリング電子音が加わる。声と各楽器の特色が密接に絡み合って複雑で雄弁な世界が描かれる。Kairos 0022204KAI #nml (original post at )
- Passage: Ensuring Completeness and Responsiveness of Public SPARQL Endpoints with SPARQL Continuation Queries dl.acm.org/doi/10.1145/3696410.3714757 エンドポイントからの応答が途中で切れてしまう時、部分結果だけでなく継続クエリも返す手段として、Passageを提案。Blazegraph上に実装して性能を評価した (original post at )
Search by keyword
Primarily for private use by the author, but anyone can search the archive.