ちょっとしたメモ

XHTMLからRDFを抽出するGRDDL

XHTMLからRDFを抽出するのは、XSLTを使えばかなり柔軟に対応できますが、そのためにはエージェントにXSLTの在処を指示する方法が必要です。これを汎用的に行うために、"rdf-in-xml"という「プロファイル」を使って新たなリンクタイプxslt2rdfを定義し、href属性でスタイルシートを指定しようというのがGRDDLです。

使い方を「XHTMLからメタデータを自動抽出する」の1項目に簡単にまとめました。Dublin CoreをXHTMLに埋め込む方法などを使っていれば、それを抽出するためのサンプルXSLTもW3Cのサイトに用意されています。今のところW3CのXSLTサービスを使ったデモでは、文字コードの問題などがあって日本語文書はうまく行かないことがしばしばあるようですが、適当なXSLT処理ツールがあればきちんと抽出ができるはず。メタデータを無理なく記述する方法として、注目しておきたい試みです。

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