セマンティックウェブの技術階層

一般に9階層の構造として考えられ、順次技術が開発されています

セマンティックウェブの階層構造
レイヤー役割技術
Trust コンテクスト、プルーフ、暗号化と電子署名により、エージェントが示した結果の信頼性を判断 D-Sig, XML-Encを含む総合
Proof D-Sig
暗号
エージェントの処理の履歴、処理理由など、結果を導いた根拠を示す (TBA)
Logic 一階述語論理などを用いた知識の記述と、それに基づくエージェントの処理 KIF, N3(?)
Rule 問い合わせ、フィルタリングを可能にする共通基盤としての論理の定義 (RDQL, N3 ?)
Ontology より精密な語彙の定義と、複数のスキーマの関係づけ・融合を可能にする推論 OWL, DAML+OIL
RDF Schema 語彙(クラス、プロパティ)を定義する手段の提供 RDF Schema
RDF MS 機械処理可能なメタデータの表現(データモデル) RDF Model & Syntax
XML/Namespace 処理が容易な記述言語(XML)と複数語彙の区別・混在を可能にするメカニズム(名前空間) XML, XML-NS
URI/Unicode リソースのグローバルな識別(URI)とグローバルなデータ表現(Unicode) URI, Unicode