コンピュータの日付の年号を西暦の下2桁で表してきたために、2000年を1900年と勘違いして誤動作するという2000年問題がさまざまなところで取り上げられている。電子メールの場合は、日付の書式は年を4桁で表すと定められており(RFC 1123)、ほとんどのソフトは
という形で送信日付などを記述しているはずだ。ところが、電子メールの基本となるRFC 822において年は2桁と記載されていたため、この古い日付フォーマットを使うメールソフトが稀にある。
問題は、このような2桁年号の日付のメールを受信したときに、いくつかのメールソフトが日時の計算を誤っておかしな動作をしてしまうことだ。またメーリングリストなど一部のサーバーが転送を拒否するケースもある。コンピュータの2000年問題と同様に、この現象は1999年に入ってからすでに一部で表面化しているようだ。
ソフトを選ぶときは、送信メールが正しい日付になっているかどうかは確認しておいたほうがよい。もし日付表示が
というように年の部分が2桁なら要注意。バージョンアップするか、別のソフトに乗り換えるなどの対策が必要だ。
『プロフェッショナル電子メール』第2章より