Planet masaka
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2026-02-11
- 渋面をほぐして春のみぞれかな (original post at )
- ThAtlanticからWhy Tennyson Feels So Modern ヴィクトリア朝の詩人アルフレッド・テニスンの若き日を描いたリチャード・ホームズ『果てしなき深淵』の出版を機に、詩集『モード』を中心にテニスンを紹介する (original post at )
2026-02-10
- 椹木野衣「末世の芸術」を読んだ。地震、火砕流、集中豪雨などの自然災害やパンデミック、原発ほか核災害、航空機事故などさまざまな困難を受けて作られる“無人類のため”の芸術を繰り返し丹念に追っていく。確かにこの時代の芸術が能天気でいられるわけはなく、こうした問題意識はどこかで必要ではあるだろうけれど、この緊張感の連続にさて耐えられるか。700頁近い力作で、終盤は読んでいてかなり疲れた。先行者として挙げられるのは中原佑介、石子順造、花森安治、朝田孝、磯崎新の5人。福島での限界的な活動はDFW。ほかに岡本太郎、大林宣彦、三上晴子、Chim↑Pomなどなど (original post at )
- 春の野に並びアカペラの練習 (original post at )
2026-02-09
- 白黒のだるま呼び寄せ猫柳 (original post at )
- 自民316議席(比例代表候補が足りず譲った14議席を加えると330)で単独2/3超の地滑り。一方で比例代表得票率は36.7%だというから、小選挙区制における民意とは(☞参照) (original post at )
2026-02-08
- 左手で春雪ぶつけ総選挙 (original post at )
- 都響1035定期を芸劇で。ボニス「クレオパトラの夢」は日本初演だというので楽しみにしていたらロマン派崩れの凡庸な曲でがっかり。ラヴェルの左手Pf協は一部ピアノが埋もれそうなところもあったが全体にバランスよくソロも力演。左手だけであれだけできるんだなぁ。バルトークのオケコンはやや管(特にHr)が寂しい感じもあったものの弦はしっかり鳴りベースもよく聞こえて満足。3FセンターA列は手すりが視界を遮るものの音はほぼOK(先日の札響SHとどうしても比べてしまう) (original post at )
2026-02-07
- 空想のとき巻き戻す春浅し (original post at )
- ThAtlanticからWhat Happens When Books Aren’t News ワシントン・ポストが大幅リストラでスポーツ部門とともに書評も廃止するという。2009年に一度廃止されて2022年に復活したBook Worldは、質は高かったが、そもそも人々が本を読まなくなり書評を必要としなくなっている、新聞もネットに押されて多様な情報提供という役割を失いつつあるという背景もある。それでも他紙誌の主要書評は健在で、それは単に本の情報提供にとどまらず、読書コミュニティを形作る場でもある (original post at )
- 過剰誤判定は解消されたように思われるのでいったんStartpageに戻す(☞参照) (original post at )
2026-02-06
- 複眼の部屋にあまたの春の顔 (original post at )
- ICC「知覚の大霊廟をめざして——三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」に行ってきた。1990年代以降の大きなインスタレーション3点を展示。《gravicells—重力と抵抗》は床下センサーを埋め込んだパネルの上を歩くと重力線が視覚化される。《欲望のコード》は壁に並ぶ90個のセンサー+小型カメラと天井からロボットアームで動く6基のカメラ+プロジェクターの映像が過去の映像と混じってハニカム型61画面の「複眼スクリーン」に映し出される。視線をトラックして3次元空間に描く《Eye-Tracking Informatics》は予約いっぱいで体験できなかったがその復元過程の動画だけでも興味深い。メディアアートの場合は現物保存ができず当時の指示書なども現場で調整しながらだったということで、再現は大変らしい (original post at )
- オペラシティ「アルフレド・ジャー あなたと私、そして世界のすべての人たち」に行ってきた。貧困や戦争など問題提起されていることは感じるが、配布されているガイド冊子を貰わなかったら、いまひとつポイントがのみこめず。あとでウェブのレポート記事を読んであぁそうなのとなるのだが、それでいいんだろうか。コレクションハイライトは11月と基本的に同じで今回は李禹煥の《風より》に注目。project N 101の岩崎奏波はモチーフがややメルヘンではあるもののしっかり描かれている (original post at )
2026-02-05
- 北からのあいさつを添え春舞台 (original post at )
- 札響東京公演をサントリーホールで。まず遠征を歓迎したい。意欲的なプログラムの最初は武満徹「ア・ウェイ・ア・ローンⅡ」で柔らかく繊細な弦楽だがやや物足りない。続くマーラー「さすらう若人の歌」はBarの声量が足りないからかやはり全体に鳴り切らないが、菩提樹に癒やされる。メインのR.シュトラウス「英雄の生涯」はHr9人も並ぶ割に力を温存しているのか途中まで存在感希薄で、後半になってようやく音が出てきた。武満で予想された通り弦は細くて埋もれるしベースもpのPizzが聞こえない。2階8列中央という場所のせいかも知れないが通路を挟んで一つ前はS席なんだからそこまで音を届けてくれないと。とはいえ良いところもたくさんあったので、頑張れ (original post at )
- 泉屋博古館東京「生誕151年からの鹿子木孟郎」展に行ってきた。初期の水彩や鉛筆画は緻密に描かれて《蓮池》などなかなかのもの。2回目のパリ留学の成果は《ノルマンディーの浜》の写実は確かに完成度高く深みもあるが人物画などあまり興味わかない。ほかは《加茂の競馬》あたり。その後《アブニューオッシュ》など印象派のタッチに変じていくのは面白い。さらに少し時間があるので菊池寛実記念美術館「菊池ビエンナーレ」に。2回目。スポットライトの当て方でけっこう印象が決まるものだなと思った。前回あまり気に留めなかった星野友幸《ピンクグレージュ》の細部が面白いことを発見 (original post at )
- 慶應の図書館が使えなくなったので早稲田ECに登録だけしていて、今日始めて中央図書館で雑誌バックナンバー書庫に入って調べ物をした。狙った資料はほとんど見つかり、これが使えるようになるのはありがたい。慶應より自由にできるスペースなど広い感じで、また来てみよう(ちょうど入試期間で入口が閉門されていて遠回りしたがどうやら一つ隣の門だったらしい) (original post at )
2026-02-04
- 春立ちて海こえとどく書のかおり (original post at )
- NDLで「知性と文化で世界をつなぐ」。韓国国立中央図書館キム・ヒソプ館長の講演はAI政策の中心を担う意気込み溢れ、データサービス戦略として信頼できるデータの提供にBIBFRAME/オントロジー/LODの重要性も。倉田館長との対談ではとにかく動かして見せることだと。講演会前には懸案の調べ物もできて、行った甲斐あり (original post at )
2026-02-03
- 節替りの夜に向き合う月ひとつ (original post at )
- 山崎正和「山崎正和文明論集 歴史の真実と政治の正義」を読んだ。既刊書から1980年代後半~2000年代前半の政治・社会論を集めたもので、特に“日本的経営”がもてはやされた80年代の経済を踏まえたものやそこで日本文化の独自性を論じるあたりはさすがに今更厳しい(柔らかい個人主義~と通じる)。ただ「イエ社会」論と個人主義の拮抗を論じたり、「認識としての歴史」と「伝統としての歴史」を区別し政治において後者がせり出す民族主義の危険性や、東京裁判なども一種の司法取引でありその遺産を相続しているという見解など、傾聴すべきところもある (original post at )
2026-02-02
- 朝からほぼ落ち着きを取り戻し昼過ぎには平熱になった。インフルでなかっただけましだが、短期間に2回も発熱というのはよろしくないので対策など考える(☞参照) (original post at )
- 図書館に春待つ声の届きけり (original post at )
2026-02-01
- 朝37.4℃、午後一時38.5℃もあったが38前後をうろうろし今37.8℃。月初の事務を淡々とこなした(☞参照) (original post at )
- 暖房にのぼせ頁を飛ばす指 (original post at )
2026-01-31
- 疲れが溜まったか少々発熱 :'((☞参照) (original post at )
- 喉飴に頼る寒声掠れけり (original post at )
- 吉見俊哉「自己との対話」を読んだ。自身の著書、論文、メモなどを学習させたAI吉見くん相手に、自分とAIの社会学の異同、大学の問題、東京一極集中、トランプのアメリカについて“対談”するという趣向。一貫性、反論能力、論理矛盾の認識力、背後仮説の理解力、思考のジャンプ、身体的空間把握の6つを問うというのだが、少し突っ込まれるとすぐ「そのとおりです」といって自説を放棄し言われた内容に従った話にすり替わるというおなじみの光景ばかりで、退屈だった。学習してもこんな程度なのかと。序章と終章で述べられている問題意識は分かるしAIとの付き合い方のケーススタディと読めなくもないが、対話というレベルでは到底ないので、中途半端な感じ (original post at )
- 信原幸弘+渡辺正峰「意識はどこからやってくるのか」を読んだ。意識とは何かを探求する哲学者と、脳梁を切断してBMIを埋め込み機械脳半球につないで記憶などの情報処理を写し取るマインドアップローディングの研究者との対談。意識機能主義とか自己同一性とかいった問題を分かりやすく定義しながらけっこう意見をぶつけ合って安易に妥協しないのが面白い。意識をアップロードし不死が実現できたとして、それで幸せになれるかといえば疑問符が大きいと思うが、それに近い技術は実現するかも知れないしそうなれば倫理が根本的に変わるのかなど、専門的には深入りしない代わりにいろいろ考えることができる (original post at )
2026-01-30
- 回想をよぶ冬の泉のダンス (original post at )
- 虎ノ門ベイクルーズ「ロベール・ドアノー回顧展」に行ってきた。パリの恋人たちや泉のダンス、内気なめがねくん、スモック姿の子供たちまで40点ほど、良き時代の光景をゆっくり堪能した。同じ虎ノ門ヒルズでやっていたTOKYO PROTOTYPEなる催しも覗いてみた。いろいろ新しい技術を交えたインスタレーションなどが展示されるようだが、やたら人が多くてどこに何があるかもよく分からず。はじめて45Fまでのぼって景色を見たのが話の種というところ (original post at )
- 某SH新年懇親会はほとんど同窓会だったがここでしか顔を合わせない人もあり貴重 (original post at )
2026-01-29
- 展覧会+ギャラリー4つ+演奏会というのは、さすがに欲張りすぎ。満足度は高いがへとへとである (original post at )
- 冬の橋に明るい石たちが光る (original post at )
- みのりて「詩響ー呼応するソノリテ」を豊洲シビックで。ケージ「バリエーションVIII」の破天荒な開始のあと、混声合唱vocalconsort initiumとの共演で、ベッツィ・ジョラス、近藤譲、フィリップ・エルサンは+Fl、ジョナサン・ハーヴェイ、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレームは+Vc。こういう組み合わせは初めてだが、思いのほか効果的に響く。みのりて3人は河崎純《捨て子たち・星たち》でツェランの「明るい石たちが」など3つの詩を劇風に、坂田直樹の《春愁三首》は大友家持の3首、さらに《式子内親王の二つの和歌》は合唱も加えての新作初演。合唱は不協和音部分はそれでいいのか分からなくなるが協和音は素晴らしく響くのできっと上手い。最後はみのりてが飲み込まれるほど。豊洲は後ろに夜景が見えて面白い。よい演奏会だった (original post at )
- さらにタカ・イシイギャラリー京橋「ジャデ・ファドジュティミOur Inner Tide」に行ってきた。油彩の表面にオイルパステルを重ねたというが軽薄な感じで期待外れ。隣の小山登美夫ギャラリー京橋「風能奈々展 私はそこに行ける。あなたも」を覗いたら彫金のような風合いで抽象化された植物が細密に描かれていてこれは面白かった。もうひとつギャラリー小柳「ユアサエボシ でいかい」展。東現美で見たこともあり足を伸ばしてみた。ほとんど迷いのない線にあっさりした色付けがなされるのでイラストのような印象を受けるが、テーマはシニカルでやや露悪的 (original post at )
- パナソニック汐留美術館「美しいユートピア 理想の地を夢みた近代日本の群像」に行ってきた。暮らしにまつわる過去/未来を夢みる運動を「ユートピア」と呼ぶとして、民藝運動やら農民芸術運動やら池袋モンパルナスやら果ては群馬音楽センターなどが取り上げられるが、ややコンセプトに無理がありバラバラな印象。立原道造が建築設計したとか鶴岡政男《夜の群像》とか個別には興味深いものもある。宮沢賢治の水彩《ケミカルガーデン》《みみずく》なども味わいあるが複製なので展示としては迫力に欠ける続けて東京画廊+BTAP「江見絹子」展。赤い大型《Reaction No.2》、暗い海の洞窟のような中横型《無題》など8点。削り取り引っ掻くような痕跡の画面は身を焦がすような迫真 (original post at )
- マルクス・ガブリエル+出口康夫「これからの社会のために哲学ができること」を読んだ。私個人だけでなくその周りに存在するものも含めた我々を行為や概念の主体と考える“WEターン”なるものを提唱し、そこにおいて道徳エージェント、“全う”概念などを導入する出口と、道徳実在論とか倫理資本主義、ディープ・イノベーションなどを唱えビジネス/政治/芸術とも結びつく“超領域的モラル・イノベーション・ラボ”を創設したというガブリエルによる各概論とインタビュー的対談。方向性としては分かるがややおめでたい感じもあり、多数企業との関わりを誇られるのには違和感。対談は良く言えば読者に寄せた議論だが聞き手に人生相談ぽいチープさが混じったり緩くて退屈だったり。カバー写真が悪趣味なのもいけてない。もう少しまともな本でこの議論を読み直せばまた違うか (original post at )
2026-01-28
- 毎年のえり巻きに思い出すうた (original post at )
- NewYorkerからMorton Feldman’s Music of Stillness 先日のフェルドマン生誕100年にバッファロー大とLAでそれぞれ2日間の記念行事が行なわれた。後者のPiano Spheresはそれぞれ75分に及ぶ「三和音の記憶」「バニータ・マーカスのために」、さらに室内楽作品も演奏されるマラソンコンサートで、飾り気のない手法の音が痛ましい感情の重みを帯びた素材へと変容していった (original post at )
- ベルント・アロイス・ツィンマーマンの「語る時、楕円形の断片」を、クリスティアーネ・ヘルマンの演奏で。BFl/AFl/Flを持ち替えながら地底の音を唸ったり鳥のようにさえずったり変幻する。福島和夫「春讃」「冥」は長音がゆっくり波打つ中時折ずずいと動く舞楽のよう。武満徹「巡り-イサム・ノグチの追憶に-」は動いたり立ち止まったり、「ヴォイス」はより素早い動きが歪みつつ。ルカ・ロンバルディ「影絵」はBFlのタンギングやフラッターなどの豊かな表情。ベリオ「セクエンツァ I」は小鳥が低木をひらりと動き回るように中低音域を生かしながら目まぐるしく。Cadenza CAD800904 #nml (original post at )
- 谷本奈穂・飯塚理恵 編著「きれいはいまもゆれている」を読んだ。化粧から整形にいたる美容実践についての研究論集で、前半は理論パートとしてフェミニズム・ジェンダーおよびルッキズムの論点や定義の整理、後半はアンケートやインタビューに基づく具体論。前半では美的労働、感情労働などの概念や制度的・抑圧的な面とエンパワーなど肯定的面の両方向ありと、なるほどそうだよねだがやや窮屈。アンチエイジングの話はやや読み辛い。後半は男性の美容整形や韓国義務兵役における美容という切り口が興味深くコラムも具体的で面白い。いまどきの男は就活や上役面談にも身だしなみ云々はさもありなんの一方それは別の意味での規範化という感じも (original post at )
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