Planet masaka
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2026-07-11
- 夏豆をつまんで六つの点を打つ (original post at )
- NYTimesからMuseum Spreads 800 Pounds of Peanut Butter in Tribute to Dutch Artist ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館デポ(公開収蔵庫)で、先月亡くなったウィム・T・シッパーズによる「ピーナッツバター・フロア」インスタレーションが行なわれている。25平方メートルの六角形の面にピーナッツバターをむらなく塗るという、パロディにして新しい視点の芸術で、子供たちにも人気だという (original post at )
2026-07-10
- カイヤ・サーリアホの「ピアノのための前奏曲」を、トゥイヤ・ハッキラの演奏で。歌曲集『4つの瞬間』の第1曲を基にした小品でCis-Dの反復に壊れそうな細かな装飾がほどこされていく。「アラベスクとアダージョ」はティンゲリーの彫刻に触発されたより力ある音。「デリカート」「バラード」「猿の指、ベルベットの手」もピアノ小品。「夢の中で」はプリペアドPf+Vcの前衛的技巧。「フォール」「秘密の花園II」はチェンバロを用い、前者は電子音との組み合わせで幻想のトリル、後者は呼吸音のテープが時に激しい鍵盤を包む。Ondine ODE1469-2 #nml (original post at )
- 梅干しが苦手だという漢の顔 (original post at )
- 連続真夏日によりエアコンを除湿でとりあえず始動。今年は5末頃に一度動かしたが、その後けっこう涼しい梅雨が続いたので例年より遅い (original post at )
2026-07-09
- 夏空を行くラッパ超絶技巧 (original post at )
- コンポージアム2026「イェルク・ヴィトマンの音楽」を オペラシティで。オケは都響。1曲目「アルモニカ」はグラスハーモニカとアコーディオンを前面に多彩な打楽器をまじえて精妙で複雑な響を連ねる。2曲目「アド・アブスルダム」はナカリャコフの超絶技巧Tpと小編成精鋭オケが猛烈なテンポで無窮動やら交互Pizzやらを繰り広げさらにストリートオルガンまで爆走するスリル満点の疾走。後半「バビロン」組曲はオペラからの抜粋でワルツや行進曲もどきから爆音までさまざまな曲想が目まぐるしく入れ替わる。4管編成のfffは2FC1-23席でも飽和してしまいVnソロの高音も良く聞き取れなくなるがちゃんと鳴るところはまずまず面白かった。f程度までならバランス良いし素直なフレーズではベースもよく聞こえ、ホールのキャパシティなのかも (original post at )
2026-07-08
- NYTimesからReview: The Starriest Young Maestro Plants His Flag in Opera クラウス・マケラとパリ管によるエクサン・プロヴァンス音楽祭でのR.シュトラウス「影の女」が、爽やかで無駄を削ぎ落としきらめきに満ちた演奏だったとの評 (original post at )
- 感興と梅酒の余韻残る朝 (original post at )
2026-07-07
- 10年ぶり位で集まった顔合わせ。とても楽しく充実した時間をありがとう (original post at )
- 七夕に懐かしさ並べて語る (original post at )
2026-07-06
- ひる顔の愛おしむ小さな車輪 (original post at )
2026-07-05
- 細川俊夫の「セレモニー」を、マリオ・カローリ+ハーグ・レジデンティ管+準・メルクルの演奏で。Fl/AFl/Piccを持ち替えての独奏が呪術師的役割で自然/世界を表すオケとアニミズム的儀式を交わす。「二人静―海から来た少女」は能に基づき平田オリザが脚本を書いた1幕オペラで、静御前の霊が地中海に漂着した難民少女に宿るらしい(ただし前者は能謡、後者はSopで別)。演奏はいずれも上質。Naxos 8.574656 #nml (original post at )
- 百合の花を抱き海から来た少女 (original post at )
- TheAtlanticからThe Dictator in His Labyrinth モスクワで事態が緊迫するとプーチンはしばらく姿を消す傾向があり、ウクライナがドローンで反攻を強めてからこうした「休養」が何度か見られる。月曜日のインタビューでは燃料不足などの問題には退屈そうにする一方で戦況についてはいまだ熱心だったが、ロシア国民の81%が明日にも戦争が終わることを望んでいる (original post at )
- 山崎正和「装飾とデザイン」を読んだ。造形には機能に基づいて全体の基本的な形を計画・統一する“デザイン”と過剰なものを付け足す“装飾”があるということを、古代エジプトやギリシャに遡って確認し、それが現在にどうつながっているのかを説く。というのだが、古い時代の話は「のはずである」「にちがいない」が連発されて、いや著者の頭の中では当然なのかも知れないが本当なの?というところが論拠なしだとまたもやそれって○○でしょ的。さすがに近代に入るとフィードラーとかコリングウッド、ペヴズナーなどが参照されるが現代の芸術を相手にしても新しい理論が踏まえられることもなく、で結局はそりゃそうだろうという以上のものは読み取れなかった。大学院の放送講座の講義ノートをもとにしたというから、流れを紹介する概論と思えばよいのかも知れないが (original post at )
2026-07-04
- タン・ドゥン「茶は魂の鏡」をサントリーホールで。白スーツのオケに3打を準独奏とし、2Hpを挟んで中央に回転舞台を設えている。陸羽の『茶経』を巡って王女の弟と恋人が争うという話を回想の形にして前後に僧院場面を置く3幕だが、クライマックスとなる部分がだらだら続く上に最後に10年後の京都に戻るダメ押しで締まりない。音楽はシンプル/そこそこだが打の効果はともかくオケまでPAだらけの水増し音に声はほぼ(?)肉声でアンバランスなこと甚だしい。これでは“ホールオペラ”の意味なくまるで小さくまとめた宝塚みたい (original post at )
- 梅雨の茶に水増す音のあわれかな (original post at )
2026-07-03
- 巫女を呼ぶ宇宙の口に牛かわず (original post at )
- N響Music Tomorrow 2026をオペラシティで。我妻英「管弦楽のための《祀》」は尾高賞受賞作品で遠野物語に発想を得たという掛け声などあるがffが飽和して金打しか聞こえない。2F1列3でもこんなものか。杉山洋一「夢へのきざはし」は中音域の音色、特に木管が珍しい味だが936人の赤ん坊の名前を7進法の数字に読み替えて作ったというがどういうことか聞き取れず。ピエルルイジ・ビローネ「ボッカ・コスモイ」はグループ分けされたオケとその中に入った独奏女声+Trbと。グリッサンドを多用する弦(このCbは我妻作品と違って聞こえる)に硬質な打がアクセントを添えて波のごとく寄せては返し、途中から出てくる声はマイクを通した巫女のようでTrbは牛蛙みたい。どうやって収めるのかはらはらしたが終わってみれば一つの絵巻か (original post at )
- オースティン・ウリマンの「ロスト・ワン」を、ジャック四重奏団の演奏で。微分音で隣接する音がポルタメントで下降したりしながらゆっくり変化していく。「脱出権」はさらにPizzやスルポンの厳しい音も加えてより密集する。「ライヴ・ニューズ」は高音域のミニマル反復やノイズのように伸び縮みする音で3章。「レイト・エディション」は速いテンポの刻みでギリギリと攻めるがやや煩い。最後に付録としてケージの「トーテムの祖先」のSQ編曲版。Sono Luminus SLE-70037 #nml (original post at )
2026-07-02
- ラヴェルのピアノ曲全集を、チョ・ソンジンの演奏で。しなやかで柔らかいタッチが音楽にマッチして心地よい。「鏡」「クープランの墓」など、こんな響きあったっけと発見するほど。協奏曲はオケがいまいちなところがあるが、ト長調と左手の両方が収められており、独奏曲と合わせたっぷり堪能できる。DG 00028948668281 #nml (original post at )
- 坂部恵「仮面の解釈学」を読んだ。素顔だけでなく仮面も〈おもて〉であるということをソシュール、デリダ、レヴィ=ストロース、フロイト、ラカン、和辻哲郎をはじめさまざまな論を縦横無尽に引いて組み立てていく。〈おもて〉をシニフィアンとか内―外の二元論ではなく述語面としてとらえるとか固有名詞とペルソナとか、Seinの訳語としての存在から日本語をSP的な欧米伝統論理よりもP(a,b,c)的な述語論理でとらえるとか。言葉のこだわりが尋常ではなく語源に遡っての考察に気圧されるが、IV「しるし・うつし身・ことだま」の特に富士谷御杖による言霊論は現代語訳無しで攻められるので辛かった。読み応えあるも手強い (original post at )
- 石竹のそよぐ宇宙エーテル体 (original post at )
- 府中市美術館「松本陽子 宵の明星を見た日」展に行ってきた。荒野の光1987-1995と第されたピンクのアクリル画の部屋が圧巻で、《光は荒野のなかに拡散しているII》《振動する風景的画面III》など雲に包まれているような光が生まれてくるような。初期絵画ではやはりアクリルに目覚めた《自然のなかの形象I》から。気韻生動2003–2010では薄淡い白の広がる《宇宙エーテル体I》。油絵の緑はあまりピンとこなかったが最新作はインタビュー映像で幻の植物が語ると述べられていた《植物に視つめられる私》など青に繊細なタッチの白い線模様。充実していて3周した。コレクション展は前回の続編「牛島憲之の世界」が響いて《邨》など (original post at )
2026-07-01
- 短調の鏡の中のねじればな (original post at )
- NYTimesからIn A.I. Boom, Internet Castoffs Get a New Life イタリアのベンディング・スプーンズ社はAOL、Evernote、Vimeo、Issuuといった良い製品と顧客基盤を持ちながら埋もれてしまったネット企業を買収して徹底したリストラと絞り込んだ戦略で価値を取り戻している。AOLは今でも月間3000万ユーザーがあるのだという (original post at )
2026-06-30
- リチャード・フェスティンガーの「むかしむかし…」を、カレッジ・ニュー・ミュージックの演奏で。Vn+Vc+Pfのトリオで無調ながらしっとりした情感とソナタ形式に準じる構成を持つ不思議な魅力の3楽章。「隠された春」も味のあるつくりでFl/AFl+Ob/Ehr+Vn+Vc+2Guitでマンドリンも持ち替えで入る音色が魅力的な単一楽章。「巡礼へ」はBCl+Vcで渋く重心が低いところからうねりつつ昇る。「風の歌」は木5で細かな運動を持つ短い急緩急の3章。「祈り」はOb+Cl+BCl+Fg+ASaxというリード楽器五重奏であまり音色には魅力がないが面白い動きが組み合わされる。New Focus Recordings FCR441 #nml (original post at )
- 緑跳ぶ遊びの庭に蝉生る (original post at )
- 向いの木立で蝉が少し鳴いた(☞参照) (original post at )
2026-06-29
- R.シュトラウス「エレクトラ」を新国劇で。主役のアイレ・アッソーニもクリソテミスのヘドヴィグ・ハウゲルドも抜群の声量で、男声は出番も少なくやや地味だったがほぼピエロとしてずっと舞台にいた下僕や集団の下女たちまで歌はしっかり。大野和士指揮の東フィルも難曲を堂々と鳴らし声とのバランスもよい按配。演出は動きが少なく明暗のコントラストが強調されピエロやブランコが陰惨な話と別次元の現代風で賛否両論みたいだが、全体として満足度高 (original post at )
- 雨上がり森の風にも夏の色 (original post at )
- 加藤喜之「福音派」を読んだ。聖書はすべて正しいとして終末論を信じ現在はその終末直前の悪が露出する時期だと本気で考える人々が何千万人もいるというのがどうにも理解不能。その不可思議な信仰が原理主義からどのように進んできたのかを丁寧に解き明かす。登場人物が多岐にわたって混乱しそうになるが、トランプのみならず歴代大統領の関わりを軸にしてその影響の深さが浮かび上がる。進歩派も多少は存在し若い世代は離れているというもののこの人種差別=アメリカ第一思想が政治と密接な関係にあるということを抜きにしてはこの国との付き合い方は考えられない (original post at )
2026-06-28
- NYTimesからHow Teaching A.I. to Speak Cajun Can Help Save a Language ケイジャン音楽のフィドル奏者兼歌手をAlexaにリクエストすると、よく似た名前の現代ポップ音楽のリストが出てきてしまった。滅の危機に瀕している言語の情報を得るためには学習させるしかない(たぶん記事が途中までしか読めない) (original post at )
- 八度幅を耐える肘かな虎が雨 (original post at )
- As/Rの埋もれた機能をいろいろ探してずいぶん使いやすくなった。v19.5で変更された1行選択モードが嫌なので19.3に戻してアップデート見送りしてきたが、19.8で元と同様に修正されてこれなら大丈夫。めでたく最新版に追いついた :)(☞参照) (original post at )
- はぁなるほど、ゲーテを題材にしたプログラムだったのか。「魔法使いの弟子」がゲーテのバラッドによるものだとは知らなんだ。メンデルスゾーンも「静かな海と幸ある航海」なる詩に触発されたのだと。良く見たらチラシにはテーマが一言書かれていたが、当日のプログラム冊子には選曲の趣旨といった記載はなし(☞参照) (original post at )
2026-06-27
- 雲ながれ女神を照らす梅雨の月 (original post at )
- 東響742定期をサントリーホールで。沖澤のどか指揮で、前半は「魔法使いの弟子」、グノー「ファウスト」という音教プロ。まぁこういう曲もしっかりやりますという姿勢は買うし音も心地よいが、これで40分近くはやはり飽きる。後半はメンデルスゾーン「静かな海と楽しい航海」にブラームス「運命の女神の歌」と「アルト・ラプソディ」で一転して渋い音色がよく響く。女神の方は編成の割に管もよく鳴る。合唱は女声のビブラートがちょっと邪魔だったが悪くない。ラプソディ独唱はAではなくCTで良く言えば繊細だが音が埋もれて届かずいくつか音程も微妙。ちょっと意味不明のアンバランスなプログラムで満足度はいまいち (original post at )
- スティーヴン・ジャッフェの弦楽四重奏曲第3番「タペストリー」を、チオンピ四重奏団の演奏で。軽やかで懐かしい憧れをまといつつ遊び心でモダンな響きも混ぜる6つの楽章。アンソニー・M・ケリーの「サイドラインズ」は不思議な旋法のフーガ=野球と変奏曲=バスケ。スコット・リンドロスの「スライ・ロード」はSSaxを加えて田舎のハイウェイののどかな景色が徐々に忙しくなり賑やかな往き来へ。New Focus Recordings FCR433 #nml (original post at )
- ハラルド・ゲンツマーの「カンターテ」を、メラニー・ドレハー+ペーター・ピヒラーの演奏で。ミクスチュアトラウトニウムという初期の電子楽器を用いてのアダプテーションで、まぁこの楽器の特性ということになるわけだがいかにも古くさいチープ感満載。それでも声との相性は悪くなく、ふわりと叙情的な表現は遠くを振り返るような味わいがあるとも言える。併録はヒンデミットのオラトリオ「無限なるもの」第1部第4曲、 デッサウの歌劇「ルクルスの審問」抜粋、さらにピヒラーの「7つの大罪/7つの徳」。いずれもミクスチュアトラウトニウムを用いたキッチュな響き。NEOS12507 #nml (original post at )
- 飯田真樹「ゲルニカ」を、中根浩晶の演奏で。ロシアによるウクライナ侵攻を機に作られたそうで平和で穏やかな日々を襲う暴力を描いているのだろうが、前者をロマン派もどきの音で表現しつつそれを歪めたり破壊的な要素を織り交ぜたりというのなら素朴に過ぎるのでは。併録の「エレジー」もまた。途中で放棄したが覚えとして。unfinis UNFS-202501 (original post at )
- エドワード・カウイーの「ピアノ・ソナタ第1~3番」を、ロデリック・チャドウィックの演奏で。第1番は副題「火成岩」でゴツゴツした塊の合間にスクリャービン風(?)の神秘的なもやがかかる単一楽章。第2番は「堆積岩」でより重心が高く浮遊する感じ。やはり単一楽章。第3番「変成岩」は深いところからゆっくり湧き上がるような主題と12の変奏。いまひとつ捉えどころがない。Metier MEX77123 #nml (original post at )
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