Planet masaka
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2023-02-01
- ガーディアンから‘Less clumpy’ universe may suggest existence of mysterious forces チリの山頂と南極点の望遠鏡で6年間観測した結果は物理の標準理論が導くより塊り具合が小さく、統計的に有意ではないにしても、従来の説を覆す可能性を秘めていると (original post at )
- 撮る人や葉陰に鳥の春を待つ (original post at )
2023-01-31
- シャリーノの「白の探求II」を、マルコ・モーミ+オピフィチョ・ソノーロの演奏で。Fl+BCl+Vn+Guitということなのだけれど、BClがまるで獅子が吼えるようだったりして、他の特殊奏法とともに静謐な中に異次元の空間。「青い放浪者」はAccord、「地平線の壁」はAFl+EHr+BCl、「ポルヴェーリ・ラテラーリ」はPf独奏、「アルバ・モエニア」はFl+Vn+Guit、「森と言葉」はMarmb+ベル・プレート、「ガラスの物体の動機」は2Fl+Pf、「ブッリへのオマージュ」はAFl+BCl+Vn、「5声のアリオーソ」はFl+Cl+Vn+Vc+Pf。いずれも静けさの中での特殊奏法でさすがの味わい。Brilliant Classics BC96683 #nml (original post at )
- 寒梅や淡き一点青に映え (original post at )
2023-01-30
- サミ・セイフの「オリエンタリズム」を、エレス四重奏団の演奏で。アラブの音階要素を持つSQで鋭角的かつ多様に変化する単一楽章。ジューディス・L・ザイモントの「弦楽四重奏曲:フィギュア」 はゆったりした影と生き生きした光を対比する2楽章で不協和音中心ながら調性的にも聞こえる。ジェイコブ・E・グッドマンの「弦楽四重奏曲第1番」は急緩急で分かりやすいようなひねくれたような。ダニエル・ギルの「3楽章による和解」はカバラの哲学だという3楽章で終楽章冒頭は祈りの声も。ジョン・サマーズの「弦楽四重奏曲」は少しジャジーで聴きやすい3楽章。Navona NV6483 #nml (original post at )
- 冬木の芽曇り空見て二度寝かな (original post at )
2023-01-29
- TheAtlanticからThe Meme That Defined a Decade 周りが燃えているのにThis Is Fineと言いながら自分も溶けてしまうKCグリーンの6コマ漫画「火の上で」が登場してちょうど10年。COVIDや気候変動や諸々の問題が迫っているのに「大丈夫」と言っているような現代の戯画としてミームになっている。しかしさすがにいろいろ酷いので2016年には「大丈夫じゃない」と叫ぶ新バージョンも出ているのだそうだ (original post at )
- 今朝の毎日文化面に澤田瞳子さんの寄稿で岡崎神社の狛兎から始めて古代の兎観(うさぎのきたい)に至る興味深い話。この数日の雪で狛兎が雪兎になったりしているか (original post at )
- 岡崎の狛に積もるや雪兎 (original post at )
- 中野明「流出した日本美術の至宝」を読んだ。モース、フェノロサ、ビゲローからフリーア、岡倉天心、キヨッソーネ、ライトといった蒐集家が国宝級の作品を海外に送って美術館などで公開するに至る流れを丁寧に追う。少々癖のある記述で推測も交じるが、重要な記録。刺激を受けてボストンとシアトルのデータをCJに追加した (original post at )
2023-01-28
- 安定運用しているつもりの古いコードに想定外の挙動があることを教えられ、見直し。けっこう大掛かりな改修で、破綻しないよう整合性を確認しつつ進めて神経使う (original post at )
- 古題を解き直しけり寒土用 (original post at )
2023-01-27
- 今日は朝から追いかけっこのようにあれこれ連続して息つく隙なし :'-( (original post at )
- シャリーノの「ヴァニタス」を、デュオ・アルテルノ+マドレーヌ・シャピロの演奏で。Sopが伸ばした音を揺らしながら上下するのにVcがスルポンやハーモニクスの掠れた音で絡みPfが短い和音を添える。「メランコリア I」が発展した全曲は6部から成るモノオペラだが収録は最後のUltime roseのみ。ブルーノ・マデルナ「ヴェルレーヌの詩集」はちょっと妖しげな2曲。エンニオ・モリコーネ「散らばった墓碑銘」は最大9楽器を組合せられるというがここではPfのみで19曲中6曲抜粋。アダ・ジェンティーレ「ベティー・ブープの一日」は語る劇のような。ベリオ「4つの民謡」はシンプルながら不思議な音律。カルロ・モッソ「12のピエモンテの歌」はより民謡そのままでここでは2曲。Stradivarius STR33743 #nml (original post at )
- 今日の森ではギーギーという鳴き声がよく響いて印象的。調べるとコゲラが候補に出てくるのだけれどどうも違うような気がする。よく分からないが、何だかギー兄さんを思い浮かべたりした (original post at )
- 冬鳥の呼び交わす義の薄暮かな (original post at )
2023-01-26
- 電気料金の高騰があちこちで話題なので12月分を確認してみたらやはり過去最高額。そして今月分の予測はその1.5倍と出ていて、とてつもないことになりそう :( (original post at )
- Web Data Commons - October 2022 webdatacommons.org/structureddata/2022-1... 31.5億ページ中47%に構造化マーク付あり→865億トリプルRDF(前比5%増)。URLでも埋込JSON-LDがMicrodataを抜いて首位になりトリプル数ほかも差を広げている。ほか考察は前年とほぼ同じ。ML lists.w3.org...public-schemaorg/2023Jan/...(☞参照) (original post at )
- 寒晴や沈むひと葉の煌めきて (original post at )
2023-01-25
- TheAtlanticからThe Culture Wars Look Different on Wikipedia かつては新聞などの出典に従うことを重視していたWPだが、アーネスト・ヘミングウェイの第3子が性転換して名をGregoryからGloriaに変えたことを尊重して記述変更したり、北米先住民に配慮してSquawを含む名前を変更したりと、対象が「どう感じるか」も考慮するようになっていると。編集者の役割が大きくなり外部典拠とは異なる権威を持つことは矛盾した結果を生むこともあるが、真剣な熟議を経てもいる (original post at )
- 氷張る風に小枝と踊りけり (original post at )
2023-01-24
- 昼間は11℃ほどあったのに16時半頃を境に急降下して今2℃ほど。風も強く、10年に一度と言われる寒波がいよいよ本格化 :'( (original post at )
- シャリーノの「メランコリア I」を、ハウス・オン・ファイアーの演奏で。Pfの断片的な和音の上にVcが漂う不思議な空間で後半に強打してすぐ止め余韻を響かせるのが印象的。後に声楽曲「ヴァニタス」に発展する。ほかウェルス・レング、ケイト・ムーア、マイケル・フィニッシー、エヴァ=マリア・ホウベン、アダム・ズーカーマンのPf曲が収録されているが比べ物にならない駄作で一体どうなっているのか。4Tay Records 4TAY-CD-4069 #nml (original post at )
- 冬雲や束ねた白に響く影 (original post at )
2023-01-23
- ピオトル・A・コモロフスキの「誰がために鐘は鳴る」を、ザレンブスキ・ピアノ三重奏団の演奏で。ヘミングウェイに触発されたということで短めの訴えるようなイントロ、プリペアドや引っ掻きハーモニクスも用いて出来事を描く中央部、そして簡潔でリズミックな終結部の3部構成。「音の中心への旅」「シナジー」は2打+テープで物語。「春の風景」は弦楽オケで比較的分かりやすい。「海」はSQ+テープ、「隠れた世界」はAccrd+テープで環境音楽風。「ダイアローグ」は2打+弦楽オケで緩やかな即興のI、霞から徐々に激しくなるII、打のカデンツァからやや陳腐でポップなリズムの終曲という4部構成。DUX1878 #nml (original post at )
- 曲がりなりにも1年休まず続けた。記念は宇多喜代子の句へのオマージュ (original post at )
- 一とせの鳥や名を問え冬景色 (original post at )
2023-01-22
- TheAtlanticからHow ChatGPT Will Destabilize White-Collar Work 単純労働と違って大卒の仕事は奪われないという幻想はAIによって危機に瀕しているのか。単純なコンテンツ制作は取って代わられるが高度なものは人間が必要、経済の効率化にも貢献するなど、割りと楽観的な感じだが、さて (original post at )
- 初場所千秋楽の相星力士が塩に込めるのを句にしようと思ったら、波の花も季語なので変なひねりになってしまった… (original post at )
- 相寄せる結びに舞うや波の花 (original post at )
2023-01-21
- マックス・ジョンソンの「ミネルヴァ」を、ルーシー・ハテム+ローレン・コーリー+カリー・フレイ+マリア・ハッジの演奏で。Cl+弦3で無調の謎めいた絡まりが奥深い森の魔法使いの屋敷のようとでもいうか。「9時に通りは静かだった」も同じ編成でクラスター的な弦の上に悩ましく動くClに始まり黒魔術みたいな弦のくねくねが変化していく。「弦楽三重奏」は無調ながら変に後期ロマン派っぽい湿っぽさ。「記憶のこだま」はCl+Va+Pfで乾いた透明な響きが徐々にロマンティックな厚みを帯び最後は儚げな哀歌のようなものになっていく。New Focus Recordings FCR354 #nml (original post at )
- 小枝踏む冬青空の鼓動かな (original post at )
- Let’s talk about pods ruben.verborgh.org/blog/2022/12/30/lets-... SolidプロトコルのPOD(Personal Online Data Store)は文書単位の構造ように捉えられていて同じデータを異なるアプリケーションで用いることが難しくなっているが、グラフ構造にしてビュー定義を分離することで柔軟になる。Solidはもともとそれと親和性がある、とRubenから。それに対する反論をTimBLがDesignIssuesに書いているのだが、何故か今は消されているのでWaybackmachineの内容をWeb Annotationにしてみた。www.kanzaki.com/works/2016/pub/doc-annot...(☞参照) (original post at )
- 尾崎真理子「大江健三郎の「義」」を読んだ。大江健三郎と柳田国男、島崎藤村、平田篤胤というあまり表面に出てこない関係を、作品を丁寧に読み解きながら見出していく。そのキーワードに何代にもわたるギー兄さん、長江古義人(さらに柳田の「ギ」など)に通底するものとしての「義」を取り出した。かなり大胆ながら論は着実で説得力ある。面白い大江論だ (original post at )
2023-01-20
- 冬枯に息吹呼びけりパンリアル (original post at )
- 年末調整の後、智積院の名宝展とMOMATコレクション展に。三上誠、星野眞吾、下村良之介らのパンリアルに瞠目 (original post at )
2023-01-19
- 大寒や粗き木陰に透る声 (original post at )
- Japanese Handscrolls in the Collections of Staatsbibliothek zu Berlin themen.crossasia.org/japanese-handscroll... ベルリン国立図書館のアジア研究サイトCrossAsiaで所蔵の絵巻類を公開。IIIFのレイヤーを用いて全体をスクロールできるようにしている(よく見たらimage-annotatorが使われている!)(☞参照) (original post at )
2023-01-18
- ガーディアンからToxic dilemma faced by German museums repatriating artefacts 植民地時代に違法に収奪したものも含め、博物館の古い収蔵品には農薬など危険な毒物が付着していることがあるなど (original post at )
- 日脚伸ぶ薄暮に淡き尾灯かな (original post at )
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