Planet masaka
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2023-11-30
- ヒンデミットの「ミニマックス」を、シューマン四重奏団の演奏で。ドナウエッシンゲン音楽祭で友人たちとのお楽しみ用として作られたという下手な軍楽隊の行進曲や舞踏曲のパロディのような6楽章。エルヴィン・シュルホフの「SQのための5つの小品」はワルツやタンゴの分かりやすい要素に時折不協和音をぶつける。コープランドの「ムーブメント」はやや歪な早い音楽を生暖かい前後が囲むよくわからない三部形式。J.P.ジョンソンの「チャールストン」を含めみな1923年(つまり100年前)作曲という。ベルクの「弦楽四重奏曲」は1910年作曲だけれど1923年に初めて成功したんだそうだ。Berlin Classics 885470031545 #nml (original post at )
- クルターグの「遊戯 第8集」を、スルハニシヴィリ姉妹の演奏で。とりとめない出来事を綴る4手Pfのグラフィティでふわっとした掴みどころがない音からパーカッシブな連打まで。間にクルターグ編曲のバッハのオルガン小曲集が挟まれるためぼんやりしているとそちらばかり聞こえてくる。併録はリゲティの4手Pf曲「行進曲」「ポリフォニック・エチュード」「3つの婚礼舞曲」「ソナチネ」「アレグロ」で民謡素材のはっきりした音。Ars Produktion ARS38356 #nml (original post at )
- defeasible reasoning with knowledge graphs lists.w3.org...semantic-web/2023Nov/0016... SW/DLの推論は実世界の不完全な知識ではなかなかうまく行かないが、それに対して推論の可能性に関する事前知識を利用してより現実的な推論を行なうというDave Ragettの講演の紹介。PKN(plausible knowledge notation)のデモは www.w3.org/Data/demos/chunks/reasoning (original post at )
- Moving JSON-LD Best Practices to JSON-LD WG lists.w3.org...public-json-ld-wg/2023Nov... 以前のCG案(API BP)がWGに移管されたままになっているのでこれから議論しようと。WG版は w3c.github.io/json-ld-bp(☞参照) (original post at )
- Cultural Heritage Online (Japan) heritage ID wikidata.org/wiki/Property:P12144 / institution ID wikidata.org/wiki/Property:P12145 文化遺産オンラインの文化財をP12144、博物館・美術館をP12145としてプロパティ追加。後者は700件強が登録されていますが前者はまだ50件程度なのでこれからに期待(☞参照) (original post at )
- Art Platform Japan ID wikidata.org/wiki/Property:P12127 Wikidataの新しいプロパティ(外部識別子)P12127として追加。いまのところ値が登録されているのは220件ほど。ちなみにジャパンサーチ正規化名からもsameAsでAPJにリンクしています。jpsearch.go.jp/rdf/sparql/easy/?query=SE...(☞参照) (original post at )
- 翼から挨拶かな銀杏落葉 (original post at )
2023-11-29
- NYTimesからA Piano With a Curved Keyboard Will Star at Carnegie Hall いわゆるエルゴノミックキーボードの反対のように鍵盤を内向きにカーブさせた配列のピアノをラファエル・ヴィニオリが設計してクリス・マーネが製作。ヴィニオリとアルゲリッチ、バレンボイムの会話から生まれたということで、これは2015年に話題となった平行弦ピアノの手法も取り入れ通常のコンサートグランドより3割ほども大きいと。昨日カーネギーホールで初演という記事だが、少し調べたら昨年7月にヴェルビエ音楽祭でお披露目されている模様 (original post at )
- 街道を彩に染めるや柿落葉 (original post at )
2023-11-28
- 紅耀を前に乾の返り花 (original post at )
- 東近美コレクション展に行ってきた。乾通りの帰りに寄ったこともあってか東山魁夷の「秋翳」や「黄耀」の前でしばし佇む。ベー・ビョンウ「松シリーズ B」とキム・ミョンスク「森への賛歌 I」は、前者は写真、後者は複合画なのだが、黒々とした寂しさというかじんわり来るのが通じる感じ (original post at )
- 今日はまた20℃台という陽気なので、今週一般公開されている乾通りに行ってみた。今日はそれほど混んでいなかったが手荷物検査&ボティチェックがあり週末は行列になりそう。紅葉はごく一部で色もややくすみ気味、逆に桜の返り花が少し見られた。腰は歩くのに支障はないがまだ強張っておりストレッチポールで解し中(☞参照) (original post at )
2023-11-27
- 木の葉ふるふる風うつす少女かな (original post at )
2023-11-26
- NYTimesからSouth Korea’s City of Books 韓国の坡州市は900前後の出版関係企業が集まる。この集積は1998年に国の政策として始まり、本に関係する文化と芸術をサポートすることを掲げて若者も惹きつけている (original post at )
- 金曜日に23℃ほどになって汗ばんでいたと思ったら急に昼間でも6℃という冷え込み。昨日の演奏後に腰が張っていたのは今日も続いてまた骨がどうかしたかと心配したが、ジムでみっちりストレッチしてばりばりの筋肉を解したらかなり良くなった。この路線で回復してほしいもの(☞参照) (original post at )
- 濡れる葉の冬めく色に歌いけり (original post at )
2023-11-25
- 楽しい演奏会だった。チャイコ、特に4番はなんだか高校の頃を思い出させる。青くていい。指揮も楽しもうというメッセージにあふれて好感。それにしても腰にこんなに負担がかかったのは何故だ? まぁとりあえず打ち上げ🍻 (original post at )
- 星の入東風や開いて青き音 (original post at )
Komae p.o. concert Tchaikovsky 4th symphony, Mendelssohn's Vn concerto and Mozart's Figaro ovt. (at )
2023-11-24
- 出口康夫「AI親友論」を読んだ。個人としての人間は一人では何もできずエージェントに支えられた「わたしたち」がselfであるというWEターンを唱え、われわれの悪さは全体主義的=排他主義的であること、道徳的要請とは全体主義的結果を回避することだとする。AIも主人/奴隷モデル(フェルベーク基準を満たすもの)ではなくわれわれの仲間(共同冒険者=フェロー)となり得るとの立場で、さらにそれは機械的によいことだけを吐き出すモラルベンディングマシンではなく悪いことにも開かれた(道徳的)AI、そして究極の脆弱性を共有するAIであってはじめて親友になりうるのだという。学術書ではないので根拠を追求せず「と僕は思う」として進む(カントなどの裏打ちはある)ためまぁそうかとしか言えない面もあるが、AIとの向き合い方として共感はできるかな (original post at )
- 山茶花の蕾や夢は冒険家 (original post at )
2023-11-23
- 掛け声に葉陰で揺れる蜜柑かな (original post at )
- 村上靖彦「客観性の落とし穴」を読んだ。客観性と数値/エビデンスをそんなに信用して大丈夫なのかという問題意識から、自然科学の客観性が社会科学でも用いられるようになり数値重視のもたらす強迫観念へという背景を整理し、それに対して個人の語りの個別性、偶然性の重視、そして客観の手前にある基盤を考える方法としての現象学を取り上げる。ただ特に後半は苦しみの表現の受け止めとケアという事例が前面に出され、別の本を読んでいる感じで落ち着かない (original post at )
2023-11-22
- NYTimesからIs This the World’s Highest-Grossing Photograph? 商業カメラマンのオーモンド・ジグリが、向かいの建物が取り壊される前日に40人の少女が窓に立つ写真を撮影。過去30年におよそ600枚のサイン入りプリントが販売され1.5~3万ドルの価格を保つという。この史上最も売れた写真の背景とその価格維持の方法について (original post at )
- 分かれ道のどちらに行っても大丈夫というところで「右から行く?左から行く?」と問う若い母に「上から行く!」と答える子。空には上弦の月。周囲がふわっとあたたかい空気になって和む :-) (original post at )
- 三叉路を上に行きたし冬の月 (original post at )
2023-11-21
- 根津美から天王洲まで遠足してテラダAC「ひかりの底」展に行ってきた。伝統工芸による現代作品というのは先週の「超絶技巧」展に近いがこちらはより軽やかで展示もモダン。井本真紀の織物のようなガラス、橋本知成のワイルドな陶、誉田屋源兵衛の金属と対比される帯など。AC IIの他のギャラリーも巡って芸大祭みたいな感じ。帰りにWHATの建築倉庫を駆け足で。3周ほどするといくつか面白さがにじみ出てくるものあり (original post at )
- 山水の墨に映えるや冬紅葉 (original post at )
- 根津美術館「北宋書画精華」展に行ってきた。李公麟の五馬図巻がメトから来た孝経図巻と並ぶという鳴り物入りは人集りでじっくり見ること能わず、むしろ清凉寺の本尊内に納入されていたという高文進の弥勒菩薩像が精緻かつ伸びやかで魅力的。ほかにも李唐の山水図や孔雀明王像はじめ国宝・重文が並びまあ豪華ではある。庭は楓が一部紅葉して緑の中にアクセントがあり快適な散歩。ここが一番良かったかも (original post at )
2023-11-20
- ひとり問えば鳴く声運ぶ冬の風 (original post at )
- サーバー警告とか画像アクセス不可とか無愛想な態度とか騒音への対応とかつまらぬことが重なって若干憂鬱なとき風が鳥の鳴き声を運んでくる。少し元気を取り戻す(☞参照) (original post at )
- 朝日の11/18-19電話世論調査で岸田内閣支持率は25%(不支持65%)、同毎日では支持率21%(不支持74%)でいずれも内閣発足以来どころか自民政権復帰以降でも最低。減税/現金給付は評価するvsしないが28%(毎日22%)vs68%(毎日66%)で誰が見てもすぐ分かる防衛増税などと矛盾した人気取り政策は盛大に空振り。副大臣、政務官不祥事で連続辞任の任命責任は大きい61%(毎日はある程度と合わせ86%)。朝日の首相を信頼できるvsできないが26%vs67%、毎日の早く辞めてほしい55%を真摯に受け止めるがよかろう(☞参照) (original post at )
2023-11-19
- NewYorkerからThe Cassette-Tape Revolution 懐かしの録音デバイスについて、マーク・マスターズの近著「ハイ・バイアス:カセットテープの歪められた歴史」が出たこともあり、フィリップスやソニーのエピソードも交えながら回顧。カセットがヒップホップなど新しい音楽に重要な役割を果たしたことや、国家統制の強い国で権威に抵抗する歌を広める手段になっていたことなど (original post at )
- 夕日黄に球を追いけり石蕗の花 (original post at )
2023-11-18
- 激しく疲れたので早寝する (original post at )
- 川鴨の聴き入る音や典雅なれ (original post at )
2023-11-17
- 冬の灯に陶の刻みの光けり (original post at )
- 2月に続いてのCUGSB89会が銀座ライオン7丁目店で。各人じっくり近況を報告して、これからまだ新しいビジネスを始めるなどみんなエネルギッシュなことを確認。これはまた大きく毛色の異なる大切な世界 (original post at )
- 三井記念美術館「超絶技巧、未来へ」に行ってきた。稲崎栄利子はとても陶磁とは思えない複雑で繊細な表現。池田晃将の螺鈿を用いた漆作品はいろいろ可能性を感じさせる。あとは吉田泰一郎の金工、盛田亜耶の切り絵など素材を超越した作品に注目。そのあと南下してメゾンエルメスフォーラムで崔在銀「新たな生」 展。森美のエコロジー展との関連企画ということで沖縄の死珊瑚や土中に埋めた和紙などを用いたインスタレーションなど。朝鮮半島DMZでの「大地の夢」プロジェクトの報告はいろいろなことを考えさせる (original post at )
2023-11-16
- 枯野にて一振りの指す高さかな (original post at )
- ギアを上げようとしているところにサーバー警告対応で時間を取られるという間の悪さ :( (original post at )
2023-11-15
- NYTimesからWhy Anna Politkovskaya Was a Pillar of Press Freedom チェチェンの紛争を報じプーチン政権を批判して世界的に評価されたアンナ・ポリトコフスカヤは2006年に暗殺された。その犯人として有罪判決された男をプーチンが恩赦したということでまた事件への怒りとロシアにおけるジャーナリズムの危機感が高まっている (original post at )
- 冬鷺や小滝に揺れる水の影 (original post at )
- 中井万知子「夢見る電子図書館」 を読んだ。国立国会図書館での勤務経験に基づき月報などの資料を引用しながらNDLにおける業務電子化と「電子図書館」構想に向けての背景や苦労した点を整理する。ポイントがよくまとまっていてありがたい。控えめな個人の所感も。デジタル化と公開のための著作権調査がまず著者名リストの作成と人名調査ツールでの照合から始まるというのがなるほど (original post at )
2023-11-14
- 独楽回すようにゆるりと落葉かな (original post at )
2023-11-13
- 小学校の同級生が集まったと写真を送ってもらった。これは嬉しいね。同窓会の計画も出たそうで、楽しみ :-) (original post at )
- 空遠く焼藷の声届きけり (original post at )
- レベッカ・サンダースの「O」を、ジュリエット・フレイザーの独唱で。ユリシーズの最後にあるモリーの独白を素材にさまざまな発声とイントネーションを組み合わせまったりした舞踏のよう。「ええそうよそしてわたし」はBFlとともに。エンノ・ポッペ「ヴェスペ」はマルセル・バイヤーの詩で少し浮いては沈む筆の連続というか。ベアート・フラー「果てしない空間」はミュート付Trbを伴いルクレティウスの文を。「トロファゴス」はCbの特殊奏法とともにホメロスのオデュッセイアに登場する島民を題材にしたバレンテの詩を。ハヤ・チェルノヴィン「ホウライシダI」は息を吸う音と細い声で。NEOS Music NEOS12226 #nml (original post at )
2023-11-12
- TheAtlanticからThe Musicians Who Sound Like Machines 生成AIが人間のような歌を生み出す一方で人間の歌がどこか人工的な声に近づくという流れもある。その新星ピンクパンサレスはふわっとしたクールで単調な声にラップやジャージー・クラブほかさまざまな要素を取り入れ「男の子って嘘つきだよねPt.2」はビルボードの3位、映画「バービー」には「天使」を提供する。よく似た動きは他にもあり、合成勢力が生と競合する中でこうしたプラスチック・ファンタジーがいっそう心地よさを提供することになる (original post at )
- ホンダアキノ「二人の美術記者 井上靖と司馬遼太郎」を読んだ。須田国太郎とのそれぞれの出会いから始めて両者の新聞記者時代、そして作家となってからの美術との関係をほぼ時系列に追っていく。美術記者時代については著者自身の感想や思い込みが目に付き投げ出しそうになったが、作家になってからの部分は両者の記述の引用を中心に据えよく描かれている。井上は取り上げた対象についての論もなかなか興味深い。司馬が「出くわしてしまった」国太郎に始まり「街道をゆく」挿画の剋太で結びと両脇が須田なのは、たまたまだろうけれど縁がありそうで妙。宗教記者との搦手で取り上げる仏教/仏像もうまく収められている (original post at )
- 旅荷解く窓辺の木々や鷦鷯 (original post at )
- 1週間も経たないうちに気温は10℃前後に急降下。秋が本当にあっという間になってしまうのか(☞参照) (original post at )
2023-11-11
- DA学会金沢2日目は表彰式前に失礼したが充実感で帰還。午前のセッションは珍しい仕切りの悪さで最後の方の発表者は気の毒だったが内容はどれも参考になる。午後のディスカッションは知事の雄弁なプレゼンをはじめどれも地域を考える深さと全てに通じる広さがあり教えられること多。金沢も石川も奥行きがあり、きっとそれは各地どこも同じなのだろうけれど、図書館も美術館も(たぶんOEKも)そこからさらに新しい試みを進めていて熱い (original post at )
- 六勝の水面の影の冬日かな (original post at )
- 予報と異なり雨が上がっていたので兼六園の早朝開園を利用して散歩してきた。気温は10℃未満でマフラーとベストを持参して正解。紅葉はまだ部分的ながら静かな世界を満喫した。さらに調べておいた喫茶めるばうまで歩いてモーニングセット。オウムがいて和んだ (original post at )
2023-11-10
- DA学会研究大会はどのセッションも力がこもっていて教えられる。技術相談会も具体的で真剣な話があり有意義だった。そして石川県立図書館の未来感は素晴らしい。夜は若者たちとおでんやら何とか蟹やらをつつきながら熱い話 (original post at )
- 旅人と語る夢かな加賀おでん (original post at )
- 金沢21世紀美術館「DXP」展に行ってきた。ニコ美で予習したおかげでいろいろ分かって面白かったが、いきなりだと何をどう見ればよいのか戸惑うかも。草野絵美のAI合成画像インスタレーションは時代の移り変わりもあるわけね。デイヴィッド・オライリーもなかなか良いがちょっとパターンが見えてしまうところも。レフィーク・アナドールの脳波も言われてみればという感じ。河野富広のウィッグはみんなに受けていた。何しろ金沢40年ぶりなのでいろいろ迷っている (original post at )
2023-11-09
- 雲遠く鳥の急ぐや神無月 (original post at )
2023-11-08
- NewYorkerからLee Miller’s Surrealist Lunch 20世紀の写真家にしてモデルでもあったリー・ミラーを扱う映画「リー」や大規模な展覧会「百聞は一見に如かず:リー・ミラーと仲間たち」が近く公開される。リーは第二次大戦で目撃した戦闘に打ちのめされて写真を屋根裏部屋に隠してしまい、心的外傷を、最後の夫であるシュルレアリスムの芸術家ローランド・ペンローズと過ごしつつ饗応と料理で癒やした。ヴォーグ誌はそれを「シュルレアリストの料理」と呼んだ。ガゴシアンでの展覧会のオープニング・パーティーでその料理を再現すべく、オンラインミーティングで話し合われた内容の記事 (original post at )
- あらた冬立ちて葉の音乾きけり (original post at )
2023-11-07
- 恐ろしく難航した上演記録マッピングを何とか送り出し、あれこれ整理して次の体制に切り替え中 (original post at )
- 歌の風に宙舞う銀杏黄葉かな (original post at )
- B→C256中恵菜Vaリサイタルをオペラシティで。前半はバッハとブリテンのVc組曲、後半は現代のVa独奏曲というプログラム。細川俊夫は海のごとく、ペンデレツキは短二度の陰影、ノックスはシンプルな素材からの構築、野平一郎は子どものおもちゃのパズルのような。安定した技巧で深々とした低音から輝く最高音までたっぷり響かせ表現力も十分。前席の邪魔な頭も最後は忘れさせる見事な演奏だった (original post at )
- オペラシティ「コレクション展077 ひとの顔」に行ってきた。流石にこのテーマだと玉石混交になってしまうが難波田龍起とか川口起美雄とか派手ではないが結構いいと思った。project N92の「土井沙織 到来するイメージと意識の変容」は狼男とか異界の使者のような異形の者と一人の女性の魔術っぽい雰囲気が岩絵の具で荒々しく描かれる。本来のメインは「石川真生 私に何ができるか」だが、沖縄の現実を生々しい切り口で暴くというものでこういう直截的メッセージ性の強いのは苦手 (original post at )
- 夜から朝にかけて強い南風で11月というのに最低気温は22℃前後、そして昼間は都心で27.5℃と月間最高気温を100年ぶりに更新だそうだ :( (original post at )
2023-11-06
- 11月にはなったものの今年もめでたく某オクトーバフェスト。時間を自分に取り戻し風を切って進むのだ (original post at )
- 重力に揺れる影絵や秋の色 (original post at )
- 国新美「大巻伸嗣 真空のゆらぎ」展に行ってきた。最初の巨大な「Gravity and Grace(重力と恩寵)」は圧巻。さまざまな動植物の文様が施された高さ8mの壺(原子炉?)の中を照明が4分ほどかけて上下するうちに壁の影絵が変化していく。舞台とのコラボ映像やそのためのドローイングなども興味深い。これで無料とは。それから森美で「私たちのエコロジー」展。ややPCぽい感じはあるがそれぞれの考えを追求した作品が揃い映像も見応えあり。その前にサ美「幕末明治の絵師たち」にも寄ったが最後の方の是真や清親はいいのだけれど国芳一門などあれこれ詰め込み過ぎで面白くないのはまぁ予想通り (original post at )
2023-11-05
- おお、タイガース日本シリーズを制したのか。38年前はまだS社にいて、特に阪神ファンというわけではなかったが、虎キチKさんと優勝したら飲む約束をしており、祝杯をあげに出かけたのだった (original post at )
- NYTimesからRemembering Riopelle, the First Canadian Modern Artist Recognized by the World ジャン=ポール・リオペルはカナダの芸術家として最初に世界的に認められた画家で、生誕100年を迎え数々の回顧展が企画されている (original post at )
- 秋時雨のあと若き絵訪ねけり (original post at )
- 日芸祭に行ってきた。予習せず思いつきで出かけたので、5Fとか7Fなど分散している展示がよく分からず戸惑ったが、若い絵や写真が素のままで並び新鮮な気分。応援しなきゃね (original post at )
2023-11-04
- 老蝶の三頭風に輪舞かな (original post at )
- 今日はほぼ夏日で半袖復活。並木は欅の黄葉、川辺りではコセンダングサに蜂が止まったり蝶が三頭輪になって戯れていたり (original post at )
2023-11-03
- 秋の日に凡歌も朗と耀やけり (original post at )
2023-11-02
- 西美「キュビスム展」に行ってきた。セザンヌから分析的/総合的キュビスムに進む流れの前半、そこから出てくるグリス、レジェ、ドローネーらの中間部、第一次大戦を経てそれ以降の展開の後半という構成。前半のピカソ、ブラックの作品は普段は流してしまうところだが、じっくり観ると「確かめ合う」という空気が感じられて面白い。中間ではデュシャン兄弟がなかなか。後半ブランシャールの「輪を持つ子供」とピカソの「輪を持つ少女」の並びに和んだ (original post at )
- 切り分けの線の運びや柿紅葉 (original post at )
2023-11-01
- NYTimesからNow Showing, an Ancient Spell Book for the Dead 古代エジプトの副葬品にはさまざまな呪文が書かれ、直訳すると「日下出現の書」とでも呼ぶべきものだが、レプシウスが訳書を出版するにあたって「死者の書」と名付けた。19世紀の蔵書家トーマス・フィリップスのコレクションがNYの書籍商クラウスの手に渡り、1983年にゲティ美術館に寄贈。痛みやすいため金庫に保管されてきたが、11月からそのうち7点が初めて公開される (original post at )
- 昼夜に衣替えけり秋土用 (original post at )
2023-10-31
- ハンス・ウルリヒ・レーマンの「矛盾」を、ユルク・デーラー+ホリガー+ムジークコレギウム・ヴィンタートゥーアの演奏で。ジョイスの手紙にある「あらゆる気分と感覚でヴィオラを」なる副題で忍び足でさまざまな技法が張り巡らされる。クリスティアン・ヨスト「モーツァルトの13097番目の日」はVnも加えた重い音楽。ナディア・ヴァッセナ「外なる海」は重く反復される和声の上にVaが自在に動く。デイヴィッド・ヘフティ「カンタービレ」は長いカデンツァから多彩な技巧や微分音で。フェルドマン「わが人生のビオラ第4番」はラウシェンバーグの絵画のように旋律や動機を埋め込むのだと。ホリガー「レチカント」はかなり激しく歪めた導入。ギヤ・カンチェリ「ステュクス」は大仰な合唱付きVa協奏曲。NEOS Music NEOS12313-14 #nml (original post at )
- 空に向かう笛の身に入む六度かな (original post at )
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