Planet masaka
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2026-04-07
- 花冷えの疾風にうねる銀の波 (original post at )
- NewYorkerからOur Mom-and-Pop Data Center 酪農が苦境に陥る一方で大手テック企業はデータセンターに巨額投資していることから、家畜を売却して家族経営の「小ロット生産」「手作業」「超地域密着型」データセンターを開業したというヒルズブルック・サーバーズの近未来物語 (original post at )
- 玉蟲敏子「かざりの水脈」を読んだ。大判フルカラー図版をふんだんに用いながら、和歌色紙を貼り込んだ大和絵屏風、蘆手が埋め込まれた歌切や蒔絵、堅田を描く襖絵、光悦と宗達による和歌巻、酒井抱一の波図屏風と夏秋草図屏風という5つの章で論考を綴る。展覧会図録のように図版が前半、論文が末尾と分かれるのではなく両者が溶け合う「贅沢な美術書」を目指したという。文は完全に論文調でややペダンチックな必ずしも読みやすいとは言い難いものだが、とりあえず我慢して読み通した後で図版を眺めながら振り返るとなるほどこういう話だったかと納得できたりしてなかなか奥深い (original post at )
2026-04-06
- 大道芸人のとなりに蒲公英 (original post at )
- 熊本史雄「外務官僚たちの大東亜共栄圏」を読んだ。日露戦争後に日本が満州・蒙古の権益から米英と対立し国際連盟脱退そして南洋への進出という道を辿る過程を、外務官僚が「満蒙供出」という現実的な案や「精神的帝国主義」なる文化事業案を持ちながらも軍部との駆け引きや国際情勢の見通しの甘さから東亜新秩序、大東亜共栄圏へと向かった記録を史料に基づいて詳らかにしていく。単純に当時の日本の無謀を否定するのではなく外務省には国際協調の志向も通底していたにもかかわらずなぜこうなってしまったかが検証される。ときどき時間を巻き戻して語られる部分で置いていかれそうになるが、学べることの多い良書で、「慎慮」の重要性はきな臭い現代においてますます重い (original post at )
2026-04-05
- 上野公園さくら通りはほぼ半分葉桜。桜並木は風が吹くと花吹雪、夕暮れ時に歩くと花だけが浮かび上がってまだ盛りのように見える(☞参照) (original post at )
- 日曜日の超絶技巧花吹雪 (original post at )
- 東京春音楽祭「アンサンブル・アンテルコンタンポラン II」を東京文化会館で。EICシリーズ2日目。ノイヴィルト「フォンダメンタII」は2BCl+Vcがくねくねと細かな水の動き。クルターグ「ある小説からの15の情景」はSop+Vn+Cb+ツィンバロンで《来て》《かぞえうた》《おとぎ話》《ふたたび》《また日曜日》など短く多様な15の絶品。後半はリームの「符帳」(C)I=Pfと低音楽器、サンダース(S)「息吹II」=ハイポジGlisのVa独奏、C VI=激しいシューベルト型八重奏、S「ブラウ/シニョ」=ダブルベルTpで生とミュートを同時に鳴らす超絶技巧、C VIII=IのTpとHr入れ替えで水墨画のよう、をアタッカで。どれも見事な演奏ですごいものを堪能させてもらった(☞参照) (original post at )
2026-04-04
- 金と銀のちいさな丘へ花筏 (original post at )
- 東京春音楽祭「アンサンブル・アンテルコンタンポラン I」を東京文化会館で。クルターグ《サイン、ゲームとメッセージ》はVa独奏の「悲しみ」から始まってTrb+Vc、Fl+Ob+Vc、Ob+Trb+CbでJ.S.Bやケージへのオマージュといった構成で緻密に繊細に。その間に挟む形で岸野末利加《オーカース》はFl+Ob+Clで倍音奏法やら息音やらワイルド、《ノックス(金と銀)II》はOb+Cl+SQでパワフル。後半G.ベンジャミン《小さな丘へ》は室内オケ+Sop+CAでハーメルンの笛吹き男のような歌物語。BFlがその笛なのかな。ツィンバロンも活躍。歌も各楽器も抜群で今日は席もバランスよく邪魔もなく満足(M28)。どこでどの曲なのかもう少し予習が必要だった (original post at )
- TheAtlanticからHegseth’s War on America’s Military 滅茶苦茶だらけのトランプ政権でも札付きのヘグセスが今度はイランとの戦争の真っ最中に理由も示さず米陸軍のランディ・ジョージ参謀総長を解任した。ヘグセスは国防総省のDEI重視を敵視して黒人や女性の幹部を更迭し軍をMAGAの道具にしようとしてきたが、それに対して職員の一部は「愚かなマクナマラ」と揶揄し、そうした闘争の犠牲者となったのだろう。このような暴挙について国民は説明を求める権利がある (original post at )
- アンディ・クラーク/高橋洋 訳「経験する機械」を読んだ。人間の経験とは脳がまず予測しそれを感覚刺激と照合して一致しない場合に予測エラーが生じ修正していくという予測処理理論の解説。基本的な理屈は分かるが、行動もまず予測から始動するといったあたりから刺激なしに予測とは?という初期条件の疑問が湧き(フリストンの自由エネルギー原理?)、何でも予測に結びつけて強引な印象を受ける。複雑な理論を分かりやすくするために単純化しているにしてもだ。身体/感覚の拡張などの議論は普通に納得できるが、途中から読む気が失せたとうのが率直なところ (original post at )
2026-04-03
- 楓の芽から晴れ晴れとうす緑 (original post at )
2026-04-02
- 量子揺らぎ春望月の目覚めかな (original post at )
- 東現美「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」に行ってきた。国際量子科学技術年にあわせた科学領域とアートのコラボということで、スーパーカミオカンデの検出信号を可視化する平川紀道《(non)semantic process》とか海を長時間撮影した映像を素材に3画面で時間の層を表現する古澤龍《Mid Tide #3》などそれなりに面白いものもあるが、過去のプロジェクトの記録とか科学少年なら喜びそうな展示とかあまりアートという感じはしない。開館30周年記念のMOTコレクションは最終日なので3回目鑑賞。松井えり菜、ユアサエボシ、中西夏之などを改めて堪能。池内晶子《結ばれた糸、赤》は数日前に公開制作があったそうで、姿を変えていた (original post at )
2026-04-01
- NYTimesからIs Social Media the New Tobacco? メタやYoutubeの中毒性のある設計が青少年に害を与えたと結論づけた先週のロサンゼルスの陪審は大きな出来事。SNSは数十年前のタバコ会社のように社会的責任を追求され監視されるようになるだろうか (original post at )
- 雨に散る花びらをノートにはさむ (original post at )
2026-03-31
- ニルス・ヴィーゲランの「ピアノ・ソナタ」を、ヤン・ジンの演奏で。ややジャズの風味で不確かな和声が移り変わり複雑さを増していく。1979に書かれた第1楽章に緩やかな第2楽章、流れるような第3楽章を2008年に加えている。「9つのワルツとエコセーズ」はシューベルトを引用した2曲を含む全音音階の印象が何となく強い10曲。「ムネモシュネ」はゆっくりした追想。「パーフェクト・ハピネス」はやはり全音音階的というか音がグイグイすすんだり最後はダンパーを全開にして長い和音を連ねる。おおらかなアメリカという感じ。New Focus Recordings FCR435 #nml (original post at )
- この道の名残りも知らず春疾風 (original post at )
- シルヴィー・ボドロヴァーの「アップル・トレイン」を、オルガ・イェリーンコヴァー+ティモシー・チークの演奏で。ヤン・スカーツェルの詩によるSop+Pfのチェコ民謡風旋法?の7曲で穏やかだったり不安だったり。「シリマブム」はやはり強い癖のある旋法のSQ。ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー「1月」はPfQ+Flの伴奏でTenが歌い、ほかSop+Pf、女声合唱で程よくモダンな聞きやすい曲。ArcoDiva UP0256 #nml (original post at )
- ゲルハルト・ブラウンの「星の花」を、イル・スオーノ・テンポの演奏で。リコーダーの特殊奏法に一部声も交えて4色の花を表現。「魔女の踊り」は低音の歌い吹きから硬質打楽器や声なども。ハンス=ヨアヒム・ヘスポス「イロンバ」は舌打ちや笛が加わって。ホルガー・クラウス「ブラム!」はグリッサンドや打や息音などでコミカルに。ほかギヨーム・デュファイや中世の作者不詳リコーダー曲。Cadenza CAD800919 #nml (original post at )
2026-03-30
- 賑わいをそっと離れてゆき柳 (original post at )
2026-03-29
- 石原千秋 編「夏目漱石『こころ』をどう読むか」を読んだ。この“国民的文学”を巡って20名以上の評論、エッセイ、対談、鼎談を集め、焦点(主人公)を私(青年)、先生、妻(静)、Kと異なる視点からみたり同性愛的観点やフェミニズム、近代的自我と実存などさまざまな切り口で論じる。どれも興味深い視点でふむふむとは思うもののやや作品から遊離している感が無きにしもあらず。YMAの関係で丸谷・山崎対談からはじめて最後に「淋しい人間」を読んだのだが、さすが山崎論文は(ラディカルではないにしても)深く切り込んでいる。石原の整理が的確で各論の関係が立体的につながっていく (original post at )
- 宴敷の破顔に満ちて花開く (original post at )
- 昨日今日で各地満開。公園で花見する人たちを縫って散歩する。一昨年伐採して植え替えた若木もちゃんと花をつけている(☞参照) (original post at )
2026-03-28
- 秋田麻早子「なぜ、これが名画なの?」を読んだ。絵画の様式(スタイル)を分析するために色、明暗、輪郭、形、筆触、主役、構造線というスキーマを用いて、そこから導かれる特徴を絵画史における理性派と感性派という系統に分類しながら見どころをつかむ方法を具体的に示していく。オールカラーで取り上げる作品は全て図版が用意され7つ道具で一貫して明確に解きほぐされるので気持ち良い。額縁を取り替えて見せるなど視点も面白い。一読しただけではバロックと新古典主義がうまく見分けられなかったりするが、絵をもう一度見直そうと思わせる好著 (original post at )
- 彩りを闇に溶かして朧月 (original post at )
- NewYorkerからCNN’s “Podcast Look” and the Slow Death of Cable News パンデミック時期にカジュアルで親しみやすいトークラジオのようなものとして広まったポッドキャストは主流メディアへの対抗姿勢で信頼を得てきた。近頃プロ化するものも出てきてかつてのDIY的美学は低下しつつあるが、そんな中でCNNが最近試みたポッドキャスト風の演出の試みは二重に悲劇的で、その情報ポピュリズムは誰をも欺けず価値判断も誤っている。これは過去繰り返してきたのと同じで、革命が起きた原因が自分にあるのにその真似をしても駄目だということだ (original post at )
2026-03-27
- 春宵の摩天楼に浮かぶ花壇 (original post at )
- 東近美「下村観山展」に行ってきた。金屏風の大作は《小倉山》以外興味無しだが初期の《東方朔》、英国博物館蔵の《馬図》、帰国後では《狐の婚礼》《雪の朝帰り》、後期では《寒空》などそれぞれ味わいある。そして最後に展示される《楓》《竹の子》はこれらを見ただけでも来た甲斐があった。「MOMATコレクション」は春らしい松林桂月《春宵花影図》から長谷川利行《新宿風景》エルンスト《砂漠の花》福島秀子《無題》今井壽惠《オフェリアその後》岡上淑子《夜間訪問》菅原健彦《神代桜》浅見貴子《梅に楓図》日高理恵子《樹を見上げてVII》松本陽子《光は荒野の中に輝いている》アルマンド《海景》と充実。大岩オスカール《ガーデニング(マンハッタン)》は雄大で春めいてちょっとしみじみして見事 (original post at )
- 前田啓介「戦中派」を読んだ。戦争終結時に二十歳前後で“死の淵に立たされた青春”を送った1917~1927年生まれを戦中派と定義し、吉田満と古山高麗雄を中心に多くの人々の姿を描いた。著者は1981年生まれで同世代でないどころか周囲にも戦争を知る人が少ないにもかかわらず、というかだからこそ改めて記録し受け継ぐ意気込みなのか、丁寧な取材と調査を長期に渡って積み重ね、証言を引用して重い説得力のある内容に仕上げている。基本的にはこれまでも“戦中派”の著作で読んできたように、戦争中は「いかに死ぬか」を考えさせられ、戦後は生き残ったことのうしろめたさという主題なのだが、吉田、古山らをめぐるドキュメントなどが深く迫る。ただ戦後になるとやや同じ話題の繰り返しが増え、読むのも息切れ感はあった (original post at )
2026-03-26
- 今年度のあれやこれや一通り片付いたかな (original post at )
- 草芽吹きもえたつ水辺の旅人 (original post at )
- 国新美「テート美術館 - YBA & BEYOND」に行ってきた。冒頭フランシス・ベーコン《1944年の三幅対2nd ver》はおぉと期待を高めたが、あとが何かショボいな。ルベイナ・ヒミド《二人の間で私の心はバランスをとる》、ヴォルフガング・ティルマンス《鍵》、シーマス・ニコルソン《オリ》、グレイソン・ペリー《私の神々》、コーネリア・パーカー《コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ》あたりやや目を引いたが総じて理屈っぽくて退屈。天気のせいかな (original post at )
2026-03-25
- 影連れて春の画祭に向かいけり (original post at )
- SOMPO美術館「FACE展2026」に行ってきた。グランプリ吉田茉莉子《天泣》はややストレートすぎて淡い中によく見るときめ細かい鎌田悦子《Viewer》に一票投じた。肥沼義幸《二柱の祈り》は吉田と似た雰囲気があるが木炭なので抵抗少ない。アザミユウカ《曲がった草》はバランスいいけどやや印象薄い。上條暁隆《Sence of the Mountain》廣島有華《水辺の旅人》はどちらも広々としつつ寂しい風景。あとは折笠鈴《だってさわられたらなでたいし~》とか。「絵画のゆくえ2026」は昨年グランプリの齋藤大が《インマイライフ》《Kikyo》《AZAYAKA Windows 2》など見応えあり。ほかHUANG YUQI《Baby Bu》とか (original post at )
2026-03-24
- 門出にはさびしさもあり暮れの花 (original post at )
- TheAtlanticからThe First AI Crisis Is Psychological 離婚の合意書から健康問題に至るまで専門家に問うべき内容をAIに相談するようになりつつある今、AIが仕事を奪うといった経済問題より、信頼することと認識論的確実性という面で人間を不安定にさせ、互いのそして自分自身のつながりを失ってしまう (original post at )
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