Planet masaka
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2025-05-25
- 散髪した (original post at )
2025-05-24
- 遠鳴りの太鼓のふるえ樟落葉 (original post at )
- NYTimesからHow to Stop Being So Judgy 外見や第一印象でよく考えないまま決めつけてしまうことの戒め (original post at )
- チェテソプ/小山内園子・すんみ訳「韓国、男子」を読んだ。なんとも救われない男性性は日本も同じとか米のトランプ支持層そのものだとか、いや流石に日本では古いタイプの男だけだろうとか、韓国でも一部なのではと思いつつ、昨日の毎日朝刊トップ「韓国男性に被害者意識」がまさにそれだとかやはり兵役の影響は大きいとか遡れば日本の植民地支配も根深いなど、複雑な思いが去来しつつなかなか読むのが苦痛だったのはやはり単なる他人事ではないから。重い課題を突きつける (original post at )
2025-05-23
- 起動デバイスが再発して怪しいと思っていたらついに起動できなくなって一週間、以前ノートPCを蘇生してもらった近所の修理屋で直るかと思いきや特殊な作りだとかで難航して未だ見通し立たず。この間各種バックアップと旧マシンを駆使して綱渡りで仕事はできているが、確定申告はできたもののネットバンキングの電子証明書が期限切れで立ち往生。代替機種も考えねばならないか :'-((☞参照) (original post at )
- 蜘蛛の囲を解して道を探りけり (original post at )
2025-05-22
- 初夏の宵に聴く角笛の微分音 (original post at )
- コンポージアム2025「ゲオルク・フリードリヒ・ハースの音楽」をオペラシティで。オケは読響。前半はF#曲ということだそうでフィンガルとマーラー10番のアダージオ。ベースが後ろに並ぶと結構聞こえるという以外は特になし。爺さんが乗り出すので遠慮するようにお願い。後半《... e finisci già?》はモーツァルトのHr協1番のロンドを材料にそのスケッチに書かれた「もう終わりですか?」をタイトルにしたらしい、微分音で波打ちながら上昇していく繊細な小品。「コンチェルト・グロッソ第1番」はアルプホルン4本との協奏で初めのうちはAHrが単音ばかりでよく分からなかったが徐々に微妙なずれと自然倍音がオケと交互に響き合いシンプルながら見事な構築物に。これはよい演奏会 (original post at )
2025-05-21
- NYTimesから‘Book of Marvels’ at the Morgan, Oddities From Cannibals to Giant Snails モルガン図書館・博物館で開催されている「驚異の書」展では20の書物や手稿が展示される。目玉は4冊が現存する「世界の驚異の書」の1460年頃の2冊で、フランス近隣の地方から中国に至るまでの世界で噂されていた生き物や現象を紹介した図鑑といえる (original post at )
- 蛇を見よ肩の力を抜くが吉 (original post at )
2025-05-20
- 宙吊りの心を洗え四十雀 (original post at )
2025-05-19
- 朗らかに轟く奇声からす麦 (original post at )
2025-05-18
- 本めくる卯月曇りの羽根の色 (original post at )
- 松井栄一「出逢った日本語・50万語」を読んだ。古書を集め用例をカードに取り多くの人々の協力で日本国語大辞典の編纂していくその内幕。調べたことを反映しきれなかったり後になって別のものに気づいたりというエピソードにすごく共感する。最初はその出発点になった「大日本国語辞典」と編者=著者の祖父の話、最後は父の話でこれらは随分毛色が違うがさまざまなところに発表した文を集めたものか。2002年12月なので第2版刊行と合わせたのだろう。辞書作り三代の貴重な記録 (original post at )
2025-05-17
- NYTimesからHarvard Paid $27 for a Copy of Magna Carta. Surprise! It’s an Original ハーバード大図書館が1946年にコピーだと思って購入したマグナ・カルタの手稿が実は本物だったという驚きのニュース。マグナ・カルタは1215年から1300年にかけて何度か発行され、今回のものは1300年の原本だという。これを含め25の原本が現存している (original post at )
- 卯波立つも流れず拙を守りたし (original post at )
- ホンダアキノ「夏目漱石 美術を見る眼」を読んだ。メインとなる「II同時代の美術を見る眼」は漱石の書いた美術評に基づき、中でも「文展と芸術」の話は臨場感もあり興味深い。要は従来の型にはまった玄人より自分を率直に出す素人のほうがよいというのが漱石の考えで、「拙を守る」というのはなかなか。前後のIとIIIは退屈というか著者の感想がノイズでいまいち。図版が丁寧に添えられているのはよい (original post at )
2025-05-16
- 汗拭い動かぬものを睨みけり (original post at )
2025-05-15
- 適解を問う道すがら連理草 (original post at )
2025-05-14
- NYTimesからThe Virtues of Ideological Art 成功した右翼アートとは何かについて極右出版社の経営者と議論したという話。それは保守的であると同時に、左翼的な読者にとっても現実を忠実に描写していると認識できるような、現実のある側面を伝えている芸術のことなのだと (original post at )
- 卯の花と音楽会の零れ話 (original post at )
2025-05-13
- 八木健治「羊皮紙をめぐる冒険」を読んだ。羊皮紙に魅せられて研究するどころか自宅の風呂場を工房にして自分で羊皮紙を作ってしまうという、凝り性にもほどがある破天荒な話だが、さまざまな困難を乗り越えていく様子を軽快な筆運びで綴り、さらにその故郷を尋ねて世界を駆け巡ったりして、読み物として面白い。かつ具体的で詳細な羊皮紙の知識も知ることができ、なかなか貴重な本 (original post at )
- 薫風に包まれて飛ぶ朝の町 (original post at )
2025-05-12
- 疾走のあらしの後いちご四つ (original post at )
2025-05-11
- アンサンブル・ノマド第84回定期をオペラシティで。ケージ「クレド・イン・アス」はまぁ面白いが初期作品で作っている感が強く蓄音機で鳴らすのがベト5なのも。武満徹「クロス・ハッチ」はあっという間。ビニャオ「リフ」は珍しい曲だが途中で飽きる。前半はそんな不完全燃焼だが、ゲッベルス「サロゲート」は声も入って芝居っ気たっぷり、三善晃「響象 I、II」は繊細な傑作、ライヒ「カルテット」は盛り上がりも十分で後半は楽しめた (original post at )
- あやめ咲く野に響象の溢れけり (original post at )
2025-05-10
- NewYorkerからHow Cory Arcangel Recovered a Late Artist’s Digital Legacy 2002年に飛行機事故で亡くなったミシェル・マジェルスはその後もデジタル文化に影響を与えてきたが、同じくデジタルアート系のコリー・アーカンジェルが残されたラップトップPCを復元し、その先駆的な創作過程を再現した (original post at )
- 粒選りの若葉の雫コンニチハ (original post at )
2025-05-09
- 薔薇一つに幻を読む姿かな (original post at )
2025-05-08
- 吹流そとかんだ転回の象 (original post at )
- 東現美「岡崎乾二郎 而今而後ジコンジゴ」展に行ってきた。初期の立体「あかさかみつけ」シリーズ(そとかんだ、おかちまち)から《Blue Slope》などの大型金属立体を経てお馴染みのアクリル絵具による色とりどりのストローク抽象画そして意外にも絵本があったり、2Fでは自動描画T.T.T.Botや「頭のうえを何かが」に掲載されていた入院中の絵画、そして“転回”後の3Fはより素材感が濃厚なアクリル画。長いタイトルや更に長いキャプションはいかにも岡﨑だがちょっとこれは飽きるなというところに巨大な粘土細工のような象などのオブジェが並び、この背景にアクリル画が見える景色がなるほどという焦点を結ぶ。コレクション展も充実していたがこれは再訪する (original post at )
2025-05-07
- NYTimesからA Pianist and a Law Professor Meet at the Bar… 1780年代に書かれた米国憲法を、最高裁は原典主義で意味は制定時に固定されているとするが、憲法学者は変化する世界に合わせて意味と適用を考えるべきだとする。同じ頃作曲されたモーツァルトやベートーベンの楽譜も、その意味するところは演奏者が読み解かねばならず、厳格な原典主義は耐え難く窮屈である。憲法がそうであるように、楽譜の情報も必然的に不完全で不十分であり、作曲家の意図を知る手がかりを与えるものではあっても決定的な答えではない (original post at )
- 水たまりの鏡に遊ぶ姫女苑 (original post at )
2025-05-06
- ワクチンになると古着の更衣 (original post at )
2025-05-05
- 宇野常寛「庭の話」を読んだ。グッドハートのAnywhereとSomewhereな人々の分断からアーレントのグレート・ゲームをとくに現代のSNSによる自己承認に結びつけ、そこから自由になるための手がかりとしてクレマンの「動いている庭」を取り上げ、その条件を「ムジナの庭」などの実践や國分功一郎や吉本隆明や坂口安吾を引いて考えていく。が結局「庭」的な場所を設けても限界があるとしてまたアーレントに戻ってその制作(Work)の快楽を知るために労働(Labor)と行為(Action)の両側からアプローチするという。各論は広がりがあって面白かったが最後はやや苦し紛れの感じも (original post at )
- 動く庭を走回るこどものひ (original post at )
2025-05-04
- 公園を探す親子に風光る (original post at )
2025-05-03
- 両国に若鮎の音はじけたり (original post at )
- CreativeMMCP「人はなぜ、モーツァルトのカデンツァで自由を行使しないのか?」を両国門天ホールで。川崎槙耶+柴山真太朗が、KV488の第1楽章をカラオケで弾いたあとカデンツァ部分をケージやフルクサスや即興+パフォーマンスで独自に構成する試み。作曲家と演奏者の関係においての自由という問題意識で、川島素晴の新作をも組み込みリズムで構成された楽章ではスパッタリングのようにして絵を描いてイーゼルに架けるとか目隠し耳栓手袋で弾くとかポテチを齧る音をライブエレクトロニクスで拡張するとか即興を自動採譜して楽譜を会場に配るとか。最後にディスカッションまで。アイデア先走りの感がなきにしもだが、意欲的で頼もしい (original post at )
- 加治屋健司「絵画の解放」を読んだ。ルイス、ノーランド、ステラらのカラーフィールド絵画について、グリーンバーグとフリードを中心にしたモダニズム批評家との関わり、それ以外の分野の批評家による個展評を通しての位置づけ、ポップアート、ミニマルなどの60年代美術との関係、さらに商品やインテリアデザインというアメリカ文化とのつながりという構成で記述する。前半は論文ぽい雰囲気が濃厚で厳密ながらやや退屈だが、後半、とくにインテリアとの話は面白い。コストの関係でカラー図版がまとめられているのはちょっと不便 (original post at )
2025-05-02
- さと山の歌おいかけて春驟雨 (original post at )
- 阿部幸大「まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書」を読んだ。従来の作文術で出てくるような話もなぜそれでは役立たないかを踏み込んで具体化され、確かに実践的。特にイントロの書き方あたり。若手研究者の自信に裏打ちされた書きぶりは好みが分かれるかもだがこれで手がかりを得られる書き手は多かろう。もちろんすべての文章に当てはまるものではなく、あくまで論文の書き方 (original post at )
- 疲れて力が入らない。ちょっと飛ばしすぎたか (original post at )
2025-05-01
- 春更くや縞模様のひとに見入る (original post at )
- 埼玉近美「メキシコへのまなざし」展に行ってきた。1955年の東博での美術展をきっかけに関心が高まる流れを捉えてその中心となったオロスコやリベラから、メキシコとの関わりが深い福沢一郎、岡本太郎、利根山光人、芥川(間所)紗織、河原温の5人に焦点をあて、埼玉との関わりからタマヨ、トレドらという流れで、資料とともに紹介する。いかにもメキシコ風というのは苦手だが利根山《コーラ族の祭》や芥川の初期作はいける。後者は今年各地で見かけるが後期作品も見られて収穫。あとタマヨの《しま模様の人物》。コレクション展は大浦一志《杉並区…↔普賢岳「再立」》が目立ちアメリカ特殊ではジム・ダイン《植物、扇風機になる》シリーズなど (original post at )
2025-04-30
- 十二音の重ねの響き鐘かすむ (original post at )
- 都響1020定期を東京文化会館で。ミュライユ「ゴンドワナ」は大陸が生まれる響きらしいがちょっとオケが消化不良気味。夏田昌和《重力波》は客席にも配置したバスドラムが冒頭から大活躍で力演だったが細かなグリッサンドはベースには不向き。黛敏郎「涅槃交響曲」はやはり客席に金管と木管のバンダをそれぞれ配し、冒頭でステージとバンダが鐘を模した3つの和音を順に奏でてそれがずっと底流にあり、偶数楽章で声明のような男声合唱が加わる。どの楽器も大半が同じ音ばかりではなかったかという感じだがそれが逆にじわじわと大きなパワーに。どれも演奏会場でないと聞けない味わいでした (original post at )
- NewYorkerからOne Hundred Days of Ineptitude 8年前のトランプは権威主義的を目指したアマチュアで失敗したが、それで終わりではなかった。4年の空位のあとに戻ると報復をインスピレーションの源とし、最初の100日で驚くべきと同時に予測もできた失敗の数々を記録したが、ここ数週間、街頭や法廷でトランプに反対する心強い兆しが見えてきた (original post at )
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