パトリック・コーエンがモーツァルトのソナタを弾いたCDを見つけたので購入。KV279-282とKV283,284,309の2枚で、いずれもヴァルターの1790年ごろのフォルテピアノを用いたものだ。1996年の録音で、The complete sonatas, vol.1, vol.2と銘打っているが、その後ほかのソナタは録音されていない模様。

コーエンといえばショパンのマズルカもよかったが、モーツァルトもなかなかいける。フォルテピアノの余韻の少ないさらりとした音を生かしつつ、なんだか暖かい。インマゼールの録音より、しっくりくるように感じた。

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