ハイドン交響曲第23番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第23番 ト長調 Hob.I-23
作曲時期・場所
1764
楽章構成
  1. Allegro
    ト長調 3/4拍子
  2. Andante : ハ長調 2/4拍子
  3. Menuet/trio : ト長調 3/4拍子
  4. Finale, presto assai : ト長調 6/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は3小節単位の変則的なフレーズで、2拍目後半から3拍目に16分音符で下降する音階が特徴的。2楽章は弦楽器のみによる静かなアンダンテ。メヌエットはカノン的な書法がとられ、くるくる回るような3連符が踊りの性格を添える。終楽章はトゥッティのフォルテで和音を素早く4回ならした後にピアノで細かいテーマが続くパターンが繰り返される6/8のプレスト。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 430-083-21988-11/1989-046:008:163:282:3720:21
Nicholas WardNorthern Chamber O.Naxos 8-5507231992-10-01/024:225:192:432:4115:05
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-62000-065:396:322:281:5516:34

※録音年月順 (3 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。