ハイドン交響曲第27番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第27番 ト長調 Hob.I-27
作曲時期・場所
1757/60
楽章構成
  1. Allegro molto
    ト長調 4/4拍子
  2. Andante: siciliano : ハ長調 6/8拍子
  3. Finale, presto : ト長調 3/8拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:(2); Str
備考
Groveでは(2 hr)
ノート

第1楽章は主和音を二分音符で上昇する主題に始まり、シンコペーションや16分音符の刻みなど、いろいろな材料によって構成される。アンダンテのシシリアーノ楽章では、7+5+6という不規則なフレージングで単調さが破られ、中間部では短調が支配的となる。終楽章は典型的な3/8拍子のプレストで、アウフタクトに細かい音型を持つ。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月123備考
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-71989-066:004:373:0313:40
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 436-431-21991-11-30/12-026:195:272:4714:33

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。