シューベルト交響曲 D.729の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲 ホ長調 D.729
作曲時期・場所
1821
楽章構成
  1. Adagio-Allegro
  2. Andante
  3. Scherzo:Allegro
  4. Allegro giusto
楽器編成
備考
スケッチ
ノート

旧目録で7番と呼ばれていた曲で、全曲のスケッチは完了していた。シューベルトはピアノスケッチを用いずに直接総譜を書きはじめたが、途中からは主旋律(と一部バス)のみとなり、約1300小節に及ぶ全曲のうち、約950小節はそうした単旋律の状態のままだという。総譜によれば、4本のHrと3本のTrbが用いられていた。曲想はロッシーニの影響を感じさせながらもシューベルトらしいもの。ニューボールトのほかワインガルトナーによるオーケストレーションもある。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Neville MarrinerASMF*Philips 470-891-2198411:357:566:0012:2938:00by Newbould

※録音年月順 (1 record)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。