Planet masaka played list 2011-08


  1. * 12のソナタを全曲収録(たぶん珍しい)。カサッツァのVnはたまに不安定な所があるが、程よい頃合いの軽やかさで、まずまず楽しめる。Brilliant BC93809
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  2. * 素直で奇を衒わないピアノが「創作主題」や「ヘンデルの主題」あたりによくマッチして、飽きのこない味わい。「パガニーニの主題」の微妙にハスキーな音色は録音の関係?Brilliant BC92512
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  3. * 切れ味のよい技術でぐいぐい引っ張る。翌年録音のバッハの無伴奏は、軽くジャンプしながら走り続けるというか。これも悪くない。両者にいい意味で一貫したものを感じる。評判のグラッペリはいまいちピンと来なかった。Oehms OC236
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  4. * さすがの力量で一気に聴かせる。美しい音色と安定した構成。様式感としてはどうかなというところかも知れないが、十分良い演奏。Analekta FL23147-8
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  5. * ミサ曲および同名の伝承曲などで構成。見事なア・カペラに加え、時折重なるガンバ三重奏がまた秀逸で、素晴らしい。本年グラモフォン賞ノミネート。アレクサンダーとも。Ricercar RIC306
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  6. * クロアチアの作曲家でショスタコと同年生まれ。「新古典主義の技法を民謡のリズムや旋律と統合する方法を見出した」そうだが、ピアノ曲はもう少し前の時代の要素が多いか。Albany TROY1274
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  7. * 無駄のない軽やかな音の配置。当たり前の見慣れた風景の中に美を見出して書き留めるような。併録の武満「雨の樹素描」になると描かれるものはもう少し現実を離れて幻想空間になる。ほかに池辺、諸井のピアノ曲も。haenssler CD98.631
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  8. * ピリオド楽器を使ったと注目された盤だが(ノリ爺に話したら驚いていた)、ガット弦の音色といい緻密で深い表現といい、見事の一言。独唱のコルバチェヴァ、ミグノフも素晴らしい。 alpha159
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  9. * そういえば昨日「チャイコを演奏すると弾き方が荒くなる」と思っている人達がいると聞いて驚いたのだった。haenssler CD93.254
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  10. * 週の各曜日にちなんで作られた7つの組曲と、音楽による礼拝(一般用教会カンタータ)続編からやはり暦に基づいて選んだ曲で、「テレマンの一週間」を構成したアルバム。柔らかな弦の音色に、シャイベルライターのソプラノがよく溶け込んで、しっとりといい感じ。Capriccio C5057
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  11. * 組合せはコルンゴルト、ウォルトンの協奏曲。よく響く、雄弁で朗々とした語り口。今日は少しバーバーに浸っている。2008年グラミー賞受賞アルバム。 ONYX4016
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  12. * 雰囲気に溺れない、クールで考えぬかれたピアニズム。 ONYX4056
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  13. * 起伏に富んで魅力的な曲だけれど、独唱の比重が大きいかな。評判の全集の1枚だけあって演奏は素晴らしい。Chandos CHAN0640
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  14. * 大声を張り上げる演奏ばかりでうんざりしていたところに、この清々しさは嬉しい。丁寧な響き。オケのリーダーはスタンデイジか、なるほど。Chandos CHAN0703
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  15. * やや速めのテンポによる引き締まった造形、合唱も管弦楽も高水準。これはいいなぁ。次回の候補曲としても押してみよう。Naxos 8.572114
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  16. * ピリオド楽器の合奏もバス独唱もなかなかのものだが、ボーイソプラノ、合唱が不安定なのが惜しい。Chesky CD-172
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