ハイドン交響曲第34番の概要と演奏

曲の概要

曲名
交響曲第34番 ニ短調 Hob.I-34
作曲時期・場所
1763半
楽章構成
  1. Adagio
    ニ短調 3/4拍子
  2. Allegro : ニ長調 4/4拍子
  3. Menuet/trio, moderato : ニ長調 3/4拍子
  4. Presto assai : ニ長調 2/4拍子
楽器編成
Ob:2; Hr:2; Str
備考
ノート

1楽章は静かで重々しいニ短調のアダージオ。Vnが緩やかな16分音符で綾をつけていく。2楽章は一転して華やかなニ長調のアレグロ。長い音符でオクターブを越える跳躍の主題に始まり、いろいろな素材が加わっていくが、提示部最後でVnが繰り返す7度下降の前打音が印象的。メヌエットでは様々なリズムを組み合わせたテーマが面白い。終楽章は2/4だが三連符で埋め尽くされていて実質的には6/8といえる忙しい音楽。

いくつかの演奏=録音情報

演奏者、録音情報と楽章別演奏時間
指揮者演奏CD番号録音年月1234備考
Christopher HogwoodAAM*L'Oiseau-Lyre 430-085-21988-11/1989-0412:025:113:492:5824:00
Adam FischerAustro-Hungarian Haydn O.Brilliant 99925-92001-04/056:275:142:562:2317:00

※録音年月順 (2 records)

※個人的な関心で手元の資料を中心に調べたデータであり、網羅的な情報ではありません。入力ミスなどによる誤りが含まれる可能性があります。年月(日)はISO-8601スタイルで、1806-10は1806年10月を、1806/10は1806~1810年を示します。演奏時間は、の解釈ほか詳しくは内容に関する説明を参照してください(特に古い録音ではリピートが省略されていること多々がありますが、今のところ区別していません)。